クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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モーターショー

次期レヴォーグに込められたSUBARUの新テクノロジー

レーダー併用の新世代アイサイト、リーンバーンの新型1.8リッター直噴ターボ、そしてナビゲーションシステムが気になる!


SUBARUが東京モーターショーにて世界初公開したレヴォーグ・プロトタイプ。そのプレゼンテーション風景(おそらく入場者がいない時間に別撮りしたものでしょう)が公開されておりました。

あらためて見ても、やはり気になるのはアイサイトの進化と新しい直噴ターボエンジンでありましょうか。直噴ターボについてはリーンバーン領域もあるということで、どの程度まで燃費性能を上げてきたのかが気になるところ。とはいえ、1.8リッターのガソリン直噴ターボでありますからハイブリッドのような燃費性能を出せるとは思えません。1.6リッターターボより良くなっていれば御の字といった数字を想像するのですが、さて?


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つま先が床に触れるかどうか、ヤマハ・テネレ700はハードルが高すぎた!?

またがるのに一苦労、そして路上で乗れる感じがしないという……
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東京モーターショーで撮影した画像を作業用PCから保存用HDDに移そうかと思い眺めていると、こんな画像を発見いたしました。ヤマハのブースで”またがりOK”で展示されていたテネレ700にまたがってみたところ、であります。見ての通り、身長163cmの短足体型にとっては、あまりにも無謀なチャレンジでありました。脚が攣るくらいの勢いで伸ばしても、つま先がツンツンと床につくかつかないかといった状態。正直、これで街乗りをするというのは現実的ではないというのが正直な感想。かなりのメタボでありますからサスペンションは沈み込んでいるはずなのですが……。

ホンダのブースでアフリカツインにまたがったときには、なんとかなりそうと感じるくらいには足先が接地したのでこちらもいけるかと思いましたが、いやはや似ているようでテネレ700のほうがハードコアな感じでありました。ちなみに、この状態で右足はステップ上であります。

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右と左で異なるボディを持つアイシンのショーカーは何をアピールする?

アイシンの「i-mobility TYPE-C」は運転支援と完全自動運転を左右非対称ボディにより一台で表現する
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2019年の東京モーターショーにおいて、トヨタ系の大手サプライヤー集団といえるアイシングループが展示したコンセプトカーが「i-mobility TYPE-C」。ひとつのボディながら左右で異なるコンセプトを提示するというのはありがちなものですが、気になったのはRightサイド。

Leftサイドは見ての通りで、ちょっと未来的かなと思う程度のフィニッシュ。とはいえ、フロントのヒンジドア、リアのスライドドアが乗員の接近を先読みして自動で開いたり、助手席が回転して出てきたりといった部分はリアルな未来を感じさせるもの。また、ドライバーの異常を検知すると安全に緊急停止させる機能も搭載されている(想定)ということでありました。




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これほどコンセプトカー然とした姿で試乗会を行なうというトヨタLQにリアリティを感じた

AIエージェント「YUI」を搭載したコンセプトカー「LQ」の試乗会を公道で実施予定!
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2019年の東京モーターショー、トヨタはコンセプトカーやプロトタイプをショー会場以外の近隣にて展示するという演出で、お台場エリア全体をモーターショーの会場にしようという意思を表現したわけですが、無料エリアのFUTURE EXPOにて公開されていたのが人工知能YUIを搭載したコンセプトカー「LQ」。まあ、見るからにコンセプトカーといったナリでありますし、人工知能を積んだクルマというのはコンセプトとしては珍しくないのですが、このクルマで気になったのは”2020年6月から9月に、AIエージェント「YUI」を搭載した「LQ」の試乗会「トヨタYUIプロジェクトTOURS 2020」を実施予定”という点。しかも 東京都 MEGAWEB及びお台場・豊洲周辺の公道が会場ということですから、この姿のままナンバーをつけて公道を走るというわけ。




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もっともリアリティのあるコンセプトカーはスズキ・ハスラーで決まり #東京モーターショー2019

新型ハスラー、「コンセプト」と名前につくが、ほぼ市販状態なのは間違いなし!
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東京モーターショー2019のスズキブースの主役はこのクルマでしょう。

市販するとは明言していなかったものの、スズキのハスラーコンセプトは市販状態をそのまま持ってきたといえる存在でした。ステージ上だけでなく平置きで何台も置かれ、ペタペタと触ることや座ることもできたのですから。もはや隠す気なし、といったところ。

注目は全車速対応ACCを搭載するという点で、センサーにはステレオカメラを使っております。ステレオカメラの軽自動車向けACCといえばダイハツ・タントがすでに採用しておりますが、タントのカメラユニットと同じものを使っているかどうかは気になるところ。たしか、タントはデンソー製で、スズキは日立オートモティブ製のステレオカメラを使っていたと記憶しておりますが……。




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#東京モーターショー2019 もっとも欲しいと思ったクルマは「 #NISSAN #IMk 」

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軽自動車プラットフォームを使った小型EV、まさに日本の近距離移動用モビリティの最適解
開幕前には、いろいろネガティブな話も言われていた東京モーターショー2019ですが、全般的に天気もよく、それなりに盛況だったという印象。いろいろ批判もありましょうが、自動車ショーとして新たなチャレンジを始めたことは評価すべきではないでしょうか。

個人的には、子供についはオール無料のアウトオブキッザニアは(息子が)楽しめましたし、これから定番となっていきそうな印象も受けるのでした。楽しんだ後に終了証をもって各社のブースにいくと記念品をもらえるというオペレーションも悪くはないと思いますが、各ブースでアウトオブキッザニアを展開するというのもありかもしれません。

さて、モーターショーの華といえばコンセプトカー……というのはオールドスタイルの楽しみ方かもしれませんが、ともかく東京モーターショー2019でもっとも気になったコンセプトカーは、日産の軽自動車級電気自動車である「IMk」でありました。

EVに対してロングツーリング性能はあまり求めないというスタンスの自分としては、満充電で200kmも走れば十分で、その意味では軽自動車サイズでニーズを満たすことができるというのが正直なところ。もともと、そうした考えを持っていたのでありますが、リーフを日々の足として使うようになって、ますます近距離ユースでのニーズを満たしてくれればいいと思うようになったのでした。とはいえ、高速道路で100km程度の移動はしますから2人乗りの超小型EVではニーズを満たせないわけで、軽自動車サイズのEVというのは維持費などを考えてもウェルカムな存在。

しかも日産が出すのであれば、ZEPS2のような定額充電サービスも手頃な価格で実現できるでしょうし、そもそもバッテリーの使い方などのノウハウ面でもEVとしての仕上がりが期待できるわけで……。



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