クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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GM

あの”ハマー”がEVになって帰ってくる! ローンチエディションは最高出力1000馬力!!

1000馬力のデビュー記念エディションは予約で完売状態。カタログモデルの発売予定は2022年秋~2024年春

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もともとは軍用車両の民生版に使われていた「HUMMER(ハマー)」というブランドは、ある種数奇な運命を辿って、いったんは消滅していたのですが、2020年になって突如BEVとして復活。それもボディ後半は荷台となっているピックアップトラックとして蘇るという発表あり。

アメリカ市場では、すでにデビュー記念モデルである「HUMMER EV EDITION 1」の予約も始まっておりますが、公式サイトの表記を見ると「RESEVATIONS FULL」と表記されておりますので、予定台数は埋まってしまった模様。もっとも、3モーターで1000馬力を発生、一充電航続距離は350マイル、0-60マイル加速は3秒で、スーパークルーズと呼ばれるハンズオフ自動運転機能が付くとなれば、11万2595ドルという価格は内容からしてお買い得な設定でありますから、好調なスタートダッシュを切ったのも納得ではあります。






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GMの「マグネティックライドコントロール」が第4世代に進化

減衰力ゼロにも設定できる磁性流体による可変ダンパー。最新版は応答速度を45%向上

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GM(ゼネラルモーターズ)の「マグネティックライドコントロール」といえば、2002年に誕生した”電磁石とショックアブソーバー内の磁性流体を組み合わせたアクティブダンピングシステム”のパイオニア的存在。そんなマグネティックライドコントロールが過去最大のアップデートを受けて第4世代に進化するとの発表あり。





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やっぱり! ホンダとGMがアライアンスに向けて動き始めた

電動化領域だけでなく、プラットフォームやパワートレインといったアーキテクチャレベルでの協業を進める!



先日、日本政府が日産とホンダの統合を画策したという報道を受けて、その2社の合併はあり得ない話で、そうしたシナリオを考える段階でセンスがないといった内容の話をYouTubeに挙げておりました。その中でホンダがアライアンスを組むとすれば、むしろ電動化領域での協業が進んでいるGM(ゼネラルモーターズ)では? といった部分にも触れていたのですが、いやはや本当にホンダとGMのアライアンスが実現しそうになって参りました。


今回、発表されたのは北米における戦略的アライアンスに合意したという内容。燃料電池にはじまった両社の協業は、すでにGMの電動化プラットフォームやアルティウムバッテリーの活用といったところまで拡大していましたが、さらにコンベなモデルにも広がるという話。すなわち、エンジンやプラットフォームといったアーキテクチャの共通化を図るという内容であります。

もっとも、今回の発表は”北米仕様”に限定した話であって、たとえば中国や欧州で展開しているモデルについては、ひとまず関係ない素振りを見せておりますが、北米専用車ばかりとは思えずグローバルモデルでのプラットフォーム共有となれば、最終的にはエリアを限定しないアライアンスに発展していくと考えるのが妥当といえる発表では?





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ミッドシップになった8代目コルベット、日本価格は1180万円からで内容に対してお買い得

消費税込みメーカー希望小売価格は「シボレー コルベット クーペ 2LT」が1180万円、「シボレー コルベット クーペ 3LT」が1400万円、「シボレー コルベット コンバーチブル」が1550万円

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2020年の東京オートサロンでジャパンプレミアを飾った、シボレー・コルベット。8代目にして、ついにミッドシップスポーツカーに生まれ変わった新コルベットの日本でのメーカー希望小売価格がGMジャパンより発表されております。日本仕様はコルベット史上初の右ハンドルを用意するというのも話題でしたが、なんと右ハンドルしか選べない設定となっているのでした。

そして価格は、冒頭に記した通り。「シボレー コルベット クーペ 2LT」が1180万円、「シボレー コルベット クーペ 3LT」が1400万円、「シボレー コルベット コンバーチブル」が1550万円となっております。

最高出力369kW/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpmという強心臓の6.2リッターV8エンジン搭載モデルと考えると驚くほどリーズナブル。コルベットというアメリカンスポーツカーを欲しいというユーザーだけでなく、とにかくハイパフォーマンスカーが欲しいという人にもおすすめできるのでは?






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シボレー・カマロの試乗キャンペーン。いまや希少なV8・FRアメリカンスポーツ

Qi対応充電器のもらえる「NEW CHEVROLET CAMARO DEBUT」キャンペーンは2020年9月10日から10月11日まで実施

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アメリカンマッスルカーの代名詞であり、いま日本で唯一正規輸入モデルが手に入るのがシボレー・カマロ。マイナーチェンジを受けた最新モデルのラインナップは6.2リッターV8エンジンの「SS」と2.0リッター4気筒ターボの「LT RS」と「コンバーチブル」という3グレードの設定。そんな最新バージョンの日本導入は8月から始まったばかりですが、リフレッシュした魅力を加速させようと、見逃せないキャンペーンが予定されております。

それが「NEW CHEVROLET CAMARO DEBUT」キャンペーンで、なんでも公式サイトから試乗予約をして、実際に試乗をするとカマロのロゴが入ったワイヤレス充電器がプレゼントされるというもの。数に限りがあります、ということですが抽選というわけではないようなので、早い者勝ちの模様。アメ車好きであれば、こうしたせっかくに機会は注目なのでは?






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コルベットがMRになって、カマロと明確な差別化が進む

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ミッドシップになってもコルベットらしい雰囲気は健在。タルガトップもアメリカンスポーツカーらしい装備
アメリカンスポーツカーの代表格、シボレー・コルベットがフルモデルチェンジを果たし8代目へと進化。まさに刷新といえる内容で、エンジンこそ従来の流れを汲むV型8気筒OHVでありますが、エンジン搭載位置がミッドシップとなり、キャビンが前方に移動するなどシルエットは完全に異なったものとなっております。とはいえ、テールレンズの意匠やフェンダーラインなどでコルベットらしさを表現しているのはさすがといったところでしょうか。コクピットの上部分だけルーフを取り外せるデタッチャブル式となっている(外したルーフはトランクに収まる)ことでタルガトップを気軽に楽しめるのもアメリカンスポーツカーらしい雰囲気であります。また、ストリートスポーツカーとして性能を考えたときにエンジンの搭載位置はさほど影響してこないとしても、コルベットといえば市販車ベースの耐久レース(WECやIMSA)に出ているわけで、このレイアウトへの大変身は戦闘力アップにも寄与するだろうことも容易に想像できるわけです。




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