クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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GM

キャデラックの自律走行コンセプトは操作系を持たず大きなディスプレイを用意する

CES 2022で発表されたキャデラック「InnerSpace(インナースペース)」は自律走行技術を搭載したEVコンセプト

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100年に一度の大改革を示すCASEというキーワードは、いずれも自動車というモビリティの価値観を変える要素ですが、とくに自動運転はクルマに乗るということの意味合いを大きく変えてしまう要素。現時点では自動運転テクノロジーは、運転支援の域を出ていないわけですが、将来的に”自律走行”が可能になれば人類はクルマを運転するという行為から解放される可能性があるからです。

ドライビング自体を楽しみたいという向きもあるでしょうが、単純に移動として考えると機械による自律走行(完全自動運転)というのは移動の価値を変えるのは間違いありません。移動の時間は、運転以外の行為をすることが可能になり、それを前提に生活を組み立てることが可能となるからです。

自律走行のクルマで移動する際に、体を休めてもいいでしょうし、会議や仕事を進めることもできましょう。さらに映画鑑賞やゲームプレイといった楽しみ方も可能となるはず。ともかく、クルマの中は寝室であり、仕事部屋であり、リビングルームにもなり得るわけです。

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GMの電気自動車専用工場「FACTORY ZERO」が動き出した

GMのBEV専用アーキテクチャ「Ultium Platform」専用工場をスタートさせた。まずは電気ハマーの生産から

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GM(ゼネラルモーターズ)が、同社の誇る電気自動車向けアーキテクチャ「Ultium Platform」に基づく最初の生産工場となるFACTORY ZEROを公開しております。そのオープニングイベントにはバイデン大統領も列席したというほどで、電動化時代に向けた変革ポイントとなる工場と感じられる次第であります。



そして、こうした動きが日本で見られないのは、少々残念な気もするのでありました。本邦的には電気自動車も含めて、かなりオートメーション化が進んだニッサンインテリジェントファクトリーが、こうした変革に対応した工場という位置づけで、リアリティはあるのですが、一方でシンボルとはなり得ないとも感じますので……。


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2023年型「シボレー コルベット Z06(ズィー・オー・シックス)」を発表

新型LT6 DOHC V8エンジンのスペックは670hp、623Nm

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現行型へのフルモデルチェンジに際して、ミッドシップに生まれ変わったシボレー・コルベット。その最強バージョンといえるZ06がフォトデビューを果たしております。

ミッドシップとなってもスタンダードモデルは、相変わらずOHVのV8エンジンというアメリカンマッスルカーらしいパワーユニットを積んでいるコルベットですが、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルである「Z06」に搭載されるLT6型エンジンはアルミブロックの5.5リッターV8 DOHC。それでもターボでないのはアメリカンスポーツらしいところかもしれません。



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キャデラック・レーシングがル・マン24時間耐久の総合優勝を目指す

2023年から第4世代キャデラックVシリーズ・プロトタイプで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とフランス西部自動車クラブのLMDhカテゴリーに参戦することを発表

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2021年のル・マン24時間耐久レースは、TOYOTA GAZOO Racingの4連覇、そして7号車の初優勝という結果に終わったわけですが、そんなトヨタに強力なライバル誕生……かもしれません。

なんとGM(ゼネラルモーターズ)のプレミアムブランドであるキャデラックが、2023年のIMSAとル・マン参戦を発表。ル・マン総合優勝を目指して、新型ル・マン・デイトナのハイブリッドマシン「キャデラックLMDh-V.R」を開発するというのです。

ロレックス・デイトナ24時間レースの4連覇を果たしているというキャデラック・レーシングが、TOYOTA GAZOO Racingのチャレンジャーとして名乗りをあげたというわけです。

パートナーとして発表されたのは、チップ・ガナッシ・レーシングとアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)。LMDhの共通シャシーはダラーラによって制作されるとアナウンスされております。



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右ハンドルになった新型コルベットが走行シーンを世界初公開の背景とは?

ミッドシップに生まれ変わった8代目シボレー・コルベット。日本仕様は全車右ハンドルのみ!

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2021年5月29日、GMジャパンが上陸したばかりの日本仕様の新型コルベットを富士スピードウェイにてお披露目するというイベントを開催。クーペとコンバーチブル、あわせて5台の新型コルベットがコースを走行したという発表がありました。

トーチレッド、セブリングオレンジティントコート、シャドーグレーメタリック、アクセラレートイエロー、ラピットブルーという鮮やかなボディカラーの編隊走行はなんとも印象的ですが、注目はそれだけではありません。

なんと、このマシンたちはすべて、コルベット史上初めて誕生したという右ハンドル仕様だというのです。


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キャデラックのコンパクトSUV「XT4」が日本上陸。全車左ハンドルで価格は570万円から

パワートレインは2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと9速ATのフルタイムAWD。最高出力169kW(230PS)、最大トルク350 Nm

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キャデラックの初のコンパクトSUVとなる「XT4」シリーズが日本上陸。2021年1月16日より発売開始となっております。コンパクトといってもボディサイズは全長4605 mm × 全幅1875 mm × 全高1625 mm、ホイールベースは2775 mmといった具合。車両重量は1760 kg~1780 kgですから、けっして日本市場ではコンパクトといったわけではなく、トヨタRAV4より少々大きいくらいのイメージ。そういう意味では、国内でのSUVマーケットでいえば「XT4」はミドル級といったところでありましょうか。








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