クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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サスペンション

ストロークの大きなサスは荷重移動がわかりやすいだけ?

荷重移動量とストロークの大小は関係ない?!
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先日、ときの画像をあらためて眺めていて、目が止まったのが、こちらの画像。コーナー進入でのブレーキングを横から撮ったものでしょうが、思わず「荷重移動が大きいなあ」と独り言を口に出してから、いやいやストロークと荷重移動量は関係ないはずで、正しくは「外から見ていても荷重移動している様子がわかりやすいなあ」であるべき、と反省してみたり。

荷重移動(変化)によってタイヤの摩擦円サイズが変わるといったモデルを考えると、サスペンションの有無に関わらず荷重変化は起きるのは自明。この写真が示しているようなピッチング(前後方向の荷重移動)でいえばシティサイクルでも起きておりますから。つまり、サスペンション・ストロークの大小というのは、姿勢変化のわかりやすさにはつながっても、ストロークと荷重移動量がリンクしているとは言えないわけです。もちろん、ノーサスのシャシーでは大きなフロント荷重によってリアが浮いてしまうこともありますし、同様のタイヤが接地しないという状況はストローク量の小さいサスペンションでも起きうる話。その逆にストロークの長いサスペンションであればタイヤの接地をギリギリまで確保できるかもしれません。

つまり、サスペンションの特性によって荷重が抜ける側の状況は変わってくるとしても、同じパッケージ・ジオメトリのクルマにおいてスプリングを硬くするだけでは、同じ加減速時の荷重移動量そのものは変わらないということを、あらためて意識するようになったのであります、この画像を眺めていて。同じ仕様の車両であれば、ストロークの違いは荷重移動量の違いであるのは当然でありますが…。



最初に呟いた「荷重移動が大きいなあ」は「荷重移動量が大きいなあ」ではなく、「荷重移動による姿勢変化が大きいなあ」を略した表現ともいえるわけです、ハイ。

精進します。
  




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#日産ノート、コンパクトカー初のシリーズハイブリッドにおけるシャシー強化の手法とは?

コンパクトカークラスで世界初のシリーズハイブリッド搭載車とアナウンスされている日産ノート 「e-POWER」がついに正式発表されたわけですが、オーテックジャパンからカスタム仕様の「モード・プレミア」が新たに追加設定されたとか。

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ノートe-POWERの中心グレードとなるe-POWER Xのメーカー希望小売価格は195万9120円で、それをベースに独自のアピアランスを与えたモード・プレミアの価格は220万7520円。一方で、ボディ側面の遮音性を向上させたノートe-POWERの最上級グレード「メダリスト」の価格は224万4240円。なかなか迷いそうな価格設定といえましょうか。
ノート e-POWER

ソース: 日産の映像ライブラリー 






ところで、オーテックジャパン仕様のモード・プレミア、その専用装備を見ていると気になるのは、オーテック扱いオプションに含まれる専用チューニングサスペンションボディ補強(フロントクロスバー、フロント&リヤサスペンション、メンバーステー、センタートンネルステー、テールクロスバー)。電動車両といえども、ハンドリング改善の手法というのは大きく変わらないとすれば、サスペンションにはじまるシャシーチューンという楽しみ方は、そのノウハウを含めて変わることなく、まだまだ続きそうな予感なのであります、ハイ。

それにしてもシリーズハイブリッドということは、駆動としては純粋な電動車両なわけで、とくにノートe-POWERでは加減速をワンペダルでコントロールできる設計になっているというのは、シャシーのチューニング(とくにピッチングの対応)について、独特の味付けが確立されていきそうな予感でありますが、さて?


精進します。



じつはモード・プレミアのミニ試乗記など書いていたりして(汗)

  







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シャシー設計を変える? 48V時代の電気ダンパー「eROT」

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ダンパーといえば、オイル内を動くピストンの抵抗によって減衰を発生させる装置という印象が強いというか先入観もありますが、アウディが提案する「eROT」は、発電することによって減衰するダンパー。

往復運動を基本とするダンパーで発電させるのに、どのような技術を使っているのかと思いきや、この「eROT」は逆転の発想で、レバーを使って、往復運動を回転運動に変えることで、オルタネーター(発電モーター)によって発電させつつ、減衰を生み出すといったシステム。「エレクトロメカニカル ロータリー ダンパー」となっているわけです。

なるほど、この構造であればモーターによる減衰コントロールも可能になるのでしょう。そして、ストロークを抑制する(抵抗を与える)ことは、すなわちサスペンションの動きを利用した発電装置となるわけです。



発電量を制御することで減衰を生み出すということは、うまく使えばオイルを使ったダンパーでは不可能なくらいのレスポンスで減衰を可変させることも可能なはず。さらに、発電した電気を駆動に利用することで燃費性能も向上させることが期待できるという、まさにハイレベルな一石二鳥アイテムといえそう。

そして、電気駆動での活用を前提としているということは、最低でもハイブリッドなパワートレインを想定しているわけで、やはり同社が推進する48V電装系の一環として開発されている模様であります、ハイ。

そして、オイルを使うダンパーと比べて、低床化にも貢献しそうで、今回の提案のようにリアに使うと居住性やラゲッジスペースの拡大にもつながりそうですが、さて?


精進します。
  







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新型インプレッサのリアサスはマルチリンク的ダブルウィッシュボーン

プロトタイプの公開された次期インプレッサは18インチのADVANタイヤを履いているわけですが、それにしてもシャシー系には力が入っているという印象を受ける一台。Cセグメントとはいえ、水平対向エンジンを積むスバルのラインナップとしてはボトムにいるモデルで、ハブキャリア(ナックル、アップライト)が、前後ともにアルミ製なのであります。アルミ製だから優秀という風には言えませんが(スチールのほうが有利なこともある)、シャシー設計に予算を割いたのは間違いないところ。

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写真はダブルウィッシュボーン式のリアサスペンションのハブキャリアを撮ったもの。ガッツリとしたアルミ製。そして、たしかにアッパーアームはダブルウィッシュボーン的ですが、ロア側はトーコントロールロッドあり、ロアアームは分割しているなど、むしろマルチリンク的なのも特徴。それを「ダブルウィッシュボーン」を呼ぶのも、またスバルの伝統でありましょう(汗)


精進します。
  







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着地でサスペンションを撮影できるレンズスタイルカメラ

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アルミ製のアップライトや、ダイキャスト製のストラットタワー……。見どころいっぱいのサスペンションは、ポルシェ718ボクスターのそれでありますが、その見どころは置いておいて、こうした写真を撮るにはジャッキアップしてタイヤを外す必要がありそうなものですが、これはステアリングを切って、その隙間からカメラを中に入れて撮ったものであります。

といいますか、そのために買ったのが、こちら。ソニー・サイバーショット レンズスタイルカメラ QX10であります。



以前にも、この話題をあげましたが、今回思いのほか良く撮れたので、あらためてご紹介。

コンデジであっても小型なものであれば、ホイールハウスの中に入れることのできるものはありましょうが、この手のレンズスタイルカメラは、スマートフォンをデジタルファインダーとして利用するので、こうしたシチュエーションでも撮影したい絵の確認やフォーカスのコントロールがしやすく、またスマートフォン側でシャッターを切ることができるのがメリット。

ちなみに、この画像を撮ったのはタイヤとフェンダーの隙間から覗いた感じでは、直巻スプリングに見えたから。「まさかストラット式サスペンションの市販車で直巻はないだろう」と思い、確認のために撮ったというのが理由。そのくらいの理由で、ジャッキアップすることはできませんし、そもそも道具も用意していませんでしたから。とはいえ、走行直後に手を入れたら、想像以上にホイールハウス内が熱かった(フロント左右にラジエーターがあるため)のは、若干閉口してしまいましたが(汗)


精進します。

【追記】
着地させたままサスペンションを撮れるということは1G状態で縮んだスプリングの様子を撮影できるというのもメリットでしょうか。場合によっては、光を回す工夫は必要かもしれませんけれど。

  







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8輪駆動、4輪操舵の装甲車の足回りに萌える

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これまで、まったくといっていいほどミリタリー系には興味を持たずにきたのですが、たまたま時間があったこともあり、通りかかった陸上自衛隊の広報センター「りっくんランド」を初訪問。なにが飾ってあるのかも知らぬまま入ってみると、なるほど戦車やヘリコプターと並んで装甲車なども展示され、間近に見ることが可能となっているのでありました。

その中で、気になったのは、『96式 装輪装甲車 [愛称:クーガー]』。この手の車両ならではでしょうが、足回りの構造がまる見えで、トーションビームのダブルウィッシュボーンなフロント・サスペンションをじっくり拝見することができたのです。

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重いタイヤを支えるのでありますので、当然なのでしょうが、自動車の感覚では想像もしないレベルの、強そうなサスペンションアームとアップライト。そして、ほぼ同じ構成に見えるフロント・サスペンションは、前方の2軸に使われているのも驚き。つまり前二軸の四輪操舵というわけ。さらに見てのようにドライブシャフトが通っていて、もちろん後ろの二軸四輪も駆動しているので、4輪操舵の8輪駆動というわけ。




残念ながら2016年5月25日から7月15日まで、展示品塗装のために、これらの車両が展示されているイベント広場は閉鎖されるそうで。そうした情報を知らずに偶然訪れた、りっくんランドでありましたが、ミリタリー系モビリティというのは、独特の凄みと機械としての強さを感じるものです、ハイ。それにしてもクーガーは、どんなドライビングフィールなのか。ちょっと動かしてみたいと好奇心ムクムクであります(汗)


精進します。

1列目、2列目の車軸にタイロッドが確認できる、この角度からの眺めが個人的な萌えポイント

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)が投稿した写真 -









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