クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アウディ・audi

アウディの3モーター電気自動車はフロント1基・リア2基の構成で370kW、973Nmを発生

メーカー希望小売価格はe-tron Sが1398万円、e-tron S Sportbackは1437万円

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アウディの電気自動車、Audi e-tron / e-tron Sportback シリーズにおける初めてのハイパフォーマンスグレードAudi e-tron S / e-tron S Sportbackが日本導入追加されることが発表されました。

ベースモデルが前後1基ずつの駆動モーターレイアウトとなっているのに対して、新規導入されるSモデルではフロントに150kWのモーターを、リアには左右独立して132kWのモーター2基を配置。この左右独立駆動によりトルクベクタリング的な制御を実現し、コーナリング性能を高めているというのが差別化ポイントとなっております。


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ランボルギーニ・カウンタック復活! 6.5リッターV12+電気モーターで819馬力

帰ってきたCountach LPI 800-4のパワートレインは、785馬力のV12エンジンと34馬力の電気モーターを組み合わせる

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日本にスーパーカー・ブームを巻き起こした主役といえる伝説のスーパーカー「ランボルギーニ・カウンタック」が『Countach LPI 800-4』となって復活です。

本来はカウンタックではなく、クンタッチと読むべしという意見もありますが、リンク先の日本法人もカウンタックとカタカナ表記していますので、日本においてはカウンタックが正しい読み方ということでファイナルアンサーでしょうか(汗)





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サンタだって痩せなきゃアウディにはふさわしくないゼ、というムービー


ハッピーホリデー! アウディのクリスマスCMは「RS5スポーツバックに似合うサンタになる」
アウディUSAがホリデーシーズンに合わせて展開しているサンタCM。2018年のテーマは「アウディRS5スポーツバックを欲しがるサンタさん」。昨シーズンのクリスマスにプレゼントを配っている際にアウディを見かけ、それに似合うサンタになると一念発起。今シーズンのクリスマスまでに体を絞り込み、衣装も新しくスタイリッシュなものにした、というムービーであります。ほしいクルマに似合う男になる! という美学はサンタまでも変えてしまうということでしょうか。逆に言うと、アウディのブランディングとして、ブランドにふさわしい人にしか乗ってほしくないというメッセージを感じてしまうのは考えすぎでしょうか…。それはともかく、冒頭のシーンで置いてあるクッキーを口にしているあたり、USのカルチャーを感じさせる演出。もちろん、サンタは実在するとして描かれているのも好印象だと思う、親心でありました(汗)

メリークリスマス!
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アウディの電動車両「e-tron」発表、充電リッドのギミックがプレミアム!

アウディがCMSにつけた名前はバーチャルエクステリアミラー。ディスプレイはドアトリムに置く
レクサスESが採用を発表したCMSですが、ずいぶん前にCMSの採用を公表していたアウディのEV「e-tron」が、その姿を発表。同社ではバーチャルエクステリアミラーと呼ぶCMSの姿を公開しております。カメラ位置の関係か、ウインカー内蔵の筐体とするためか、アウディもレクサス同様にそこそこ張り出しておりますが、車両感覚の目安であったり、すり抜け時にミラー(この場合はカメラ)を当てることでボディへの被害を抑えるといったことを考慮すると、いきなりボディ直付けのようなデザインは難しいのでしょうか。

そしてアウディは、CMSのディスプレイをドアトリムにスマートにインストールしているのは、その価値をプレミアム性として活かそうという狙いが感じられるところ。バーチャルエクステリアミラーが、どのように後方の様子を示すのかは、このエントリの下に貼った動画でご確認を!
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欧州での価格は79,900ユーロ、航続可能距離は400kmと発表
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さて、アウディe-tronのお値段は、欧州で79,900ユーロといいますから、日本円にすると1000万円オーバーといったところ。アウディというブランドとして考えても、普及価格帯とは言い難いという印象。航続可能距離が400kmというのも、この価格帯としては短いと感じてしまうのはテスラの影響でしょうか(汗)
動画の1分20秒あたり、自動的にリッドが閉じる動きに注目
とはいえ、プレミアムブランドのEVとしては、充電リッドの開閉が電動になっているのは、演出的な要素を含めて注目すべきポイントかもしれません。ちょっとした工夫でプレミアム性を表現するのは流石であります。もっとも、リッドの開閉を電動にしたからといって機能面では何も変わらないわけですが…。


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世界初、レーザースキャナーを積んだ量産モデル「アウディA8」が日本上陸

レーザースキャナー(LIDAR)はADASの精度を高めるために使っている?
アウディのフラッグシップ「A8」が第4世代に進化。日本ではベースグレードでも1100万円を超えるという高価格品でありますので、当然といえるかもしれませんが、自動運転につながるADAS(先進運転支援システム)の充実がアピールされている模様。もはや、公道では差を感じるのが難しいといえる走りの違いよりも(加速性能などは差別化しづらくても、あらゆる部分で動き出したときの違いは明確に感じられるのも事実ですが)、スペックとしてわかりやすいのはADAS関連ということなのでしょうか。
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先進のドライバーアシスタンス:レーザースキャナーで高精度な運転支援システムを実現
新型Audi A8には、量産車として世界初の搭載事例となるレーザースキャナー(フロント:1基)を始め、ミリ波レーダー、カメラセンサー、超音波センサーを合わせて最大23ものセンサーを搭載しています。またこれらセンサーからの膨大な情報を統合的に分析して高度な周辺環境モデルを構築する、セントラル ドライバーアシスタンス コントローラー(zFAS)の採用も特徴で、これにより人間の感覚に近い、遅れの少ない自然な制御を実現しています。
新たに追加された機能としては、見通しの悪い交差点でのフロントクロストラフィックアシストや、全方位からの事故について予防し、被害を軽減するプレセンス360、従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)、アクティブレーンアシスト(ALA)、トラフィックジャムアシストの3つの機能を統合したアダプティブドライブアシスト(ADA)などがあります。夜間の視界も、安全性には大きく貢献します。新型Audi A8はHDマトリクスLEDを備え、広い照射範囲を得ています。車両前方を監視するセンサーからの情報を用いて、32個のLEDを個別に点灯制御することにより、前走車および対向車のドライバーを眩惑することなく、最大限の照射範囲を実現します。さらに70km/h以上で作動する特別なライトにアウディ レーザーライトがあります。これは一般的なハイビームの2倍の照射距離を持ちます。
そんなアウディA8のストロングポイントは、他社に先駆けてレーザースキャナー(LIDAR)を量産モデルとして初搭載したこと。LEVEL3 自動運転のためには前後左右、最低でも6個のLIDARが必要だとは思いますが、そこまですると価格が跳ね上がってしまうわけで、もっとも性能差としてわかりやすいフロントに1つだけ備えるというカタチ。その採用によって、歩行者の認識性能が上がったり、陰からの飛び出しを検知しやすくなったりしているのでしょうが、カメラやミリ波レーダー、赤外線センサーにソナーまで備えているであろうA8においては、LIDARがなかったら現在の機能を成立させられないということはないと思われるのでありました。というわけで、LIDARの採用によってADASの性能は上がっているけれど、現時点では必須といえるほどではない、というのが第一印象であります。

ちなみに、アウディA7スポーツバックもモデルチェンジ、”レーザースキャナーを含む最大23個のセンサーやカメラを搭載した高度な運転支援システム”を搭載しているということであります、ハイ。

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アウディが人工ガソリン(C8H18)の開発をスタート

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原油から精製するガソリンよりも高性能になる可能性までもあるという「e-ベンゼン」
これまでも再生可能エネルギーによる電力を利用して人工メタンガス(e-Gas)を生み出し、それで内燃機関のクルマを動かそうという提案をしているアウディが、今度は液体イソオクタンの人工ガソリン「e-benzin」の製造にチャレンジ中という発表あり。まだまだラボレベルということですが、とはいえ試験管の量という話ではなく、エンジンを動かしてテストをできる程度の製造はできているそう。

気になるのは、イソオクタン(C 8 H 18)燃料には硫黄とベンゼンが含まれていないため、燃焼時の汚染物質が少ない上に、耐ノック性についても通常のガソリンより有利な可能性があること。人工だからこそ質がいいというわけ。これからエミッションについての要求が、どんどん厳しくなるなかで、製造方法次第ではカーボンフリーの扱いにできるであろう人工ガソリン「e-benzin」が内燃機関の未来を守ってくれるのかもしれません。


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