クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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三菱自動車・MMC

【朗報】三菱デリカミニが示した! アライアンスにおける個性の出し方

もともとは日産の施設主体で開発した軽自動車アーキテクチャーでも三菱のテストコースを使えばデリカ味を出すことができる

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三菱の軽自動車といえば、日産とのジョイントベンチャーNMKV(日産・三菱・軽・ビークルの意味)によって開発されているのは周知の事実。さらにいえば、両社の現行・軽ラインナップについては日産主体で開発したアーキテクチャーを使っているのも知られている話なのでは?

そんなアーキテクチャーベースでありながら、デリカミニの走りはたしかに三菱テイストが色濃く感じられるものでありました。はたして、その理由は「三菱の伝統を培ってきた”岡崎”で仕上げをしたこと」が効いているというのが三菱サイドの言い分。そのあたりの情報を整理してみたのが、以下のコラムです。

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デリカミニは軽スーパーハイトワゴン・クロスオーバーSUVの決定版かつ本気仕様

デリカミニ4WDターボの走りは期待以上に三菱SUVテイストだった!

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2023年、話題のニューモデルといえる「デリカミニ」。言わずもがな、三菱自動車の伝統的なデリカ・ブランドを与えられた軽スーパーハイトワゴンであります。

自動車コラムニストとして商業メディアで活動している小生も、事前に発表された内容やエンジニアへヒアリングした情報を整理したコンテンツをWEBメディアや紙媒体に寄稿させていただきました。



そんなデリカミニは2023年5月に発売開始、さっそくナンバーがついたということで試乗する機会を得たのでした。残念ながら試乗日は激しく雨が降っていたのですが、おかげでウェットのジャリ道というSUVの走破性に頼りたいシチュエーションでの”デリカらしさ”を体感できたのは、ますますの好印象につながったかもしれません。



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デリカミニの記事を「CARトップ」2023年6月号に寄稿しています

デリカミニはニッチ商品じゃない! 軽スーパーハイトワゴンのメインユーザーに受け入れられるスタイルを目指した結果だった!!

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2023年上半期における国産車の最注目モデルといえる三菱デリカミニ。注目度の高さは発売開始を前に1万台近い受注を集めているというエピソードが示す通りですが、何度か取材してく中で気付いたのは、デリカミニはけっしてニッチ狙いではないということ。

スライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーSUVといえば、スズキ・スペーシアギア、ダイハツ・タントファンクロスといったモデルもあるわけですが、いずれにしてもスペーシアやタントといった王道があっての付加価値商品といった位置づけ。

そのため、趣味性の強いこだわりユーザーを狙った商品企画と理解できるわけです。つまり、あくまでも王道があってのサブラインといえるでしょう。

一方で、デリカミニについては、ハードウェアの構成や車両型式の上ではeKスペースのバリエーションともいえるのですが、独立した車名としたことにより単独モデルとして認識されるのが立ち位置としての違い。

商品企画としても、軽スーパーハイトワゴンのメインユーザー層をまっすぐに狙ったという点ではスペーシアギアやタントファンクロスとは異なるという印象であります。

そのあたりの話を、4月26日発売のCARトップ6月号(交通タイムス社)にて4ページに渡り書いています。お手にとっていただければ幸いです。



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大好評「デリカミニ」は軽スーパーハイトワゴンのカスタム系としてのコスパもよし!

ターボのFFで188万1000円~という「デリカミニ」の価格は十分にリーズナブル。最強のライバル「N-BOXカスタム」のFFターボは202万4000円の設定…

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三菱自動車から新しい軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が正式発表。スタイリングやメカニズムの情報は1月に開催された東京オートサロンの段階でほとんど丸裸といった状態でしたが、注目なのは正式発表によって明らかとなった価格でありましょう。



デリカミニのグレード構成は、ターボエンジンのT系とNAエンジンのG系(ともにマイルドハイブリッド仕様)で、それぞれに快適装備が充実したPremiumを設定するというもの。メーカー希望小売価格は次のようになっております。

T Premium:FF 207万4600円/4WD 223万8500円
T:FF 188万1000円/4WD 209万2200円
G Premium:FF 198万5500円/4WD 214万9400円
G:FF 180万4000円/4WD 201万5200円



 
この数字だけをみると「軽自動車としては高価だなあ」という印象を持つかもしれませんが、軽自動車が高くなっているのは今に始まったことではありません。そしてデリカミニのポジションが、各社におけるカスタム系の位置づけだとすると、マーケットの中では、むしろデリカミニはリーズナブルな価格設定なのでした。

たとえば4月21日より価格改訂を発表しているホンダN-BOXカスタムのスターティングプライスは次のようになっているのでした。

NA・FF:182万4900円
NA・4WD:195万8000円
ターボFF:202万4000円
ターボ4WD:215万7100円

N-BOXカスタムの場合は全グレードに先進運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備となっているなど仕様が異なりますのでコストパフォーマンスの単純比較はできないのですが、N-BOXカスタムの販売ペースをみると、この価格帯の軽スーパーハイトワゴンに市場があるのは間違いなく、そのマーケットにいるユーザー目線で考えるとデリカミニはリーズナブルといえるのでは?続きを読む

軽BEV「eKクロスEV」の電費が良すぎて驚いた!

カタログスペックは20kWhで180km。エアコンオフでの実電費は13.4km/kWhだった

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BEV(電気自動車)は本質的に近距離ユースで使うのが向いている面があります。一定速度の高速巡行というのはエンジン車では高効率ゾーンですが、BEVにとってけっして効率がいいシチュエーションとはいえません。

また航続距離を伸ばすために多量のバッテリーを積むというのは生産コストや生産時のCO2排出量を増やしてしまいますし、普段は使わない領域のバッテリーは単なる重しになってしまいます。BEVのバッテリー搭載量については「大は小を兼ねる」ではなく「適材適所」的な考え方が必要です。

その意味では、エンジン車においても近距離ユースと割り切りやすい軽自動車はBEVとの相性がいいカテゴリーといえます。必要最低限のバッテリーを積んでおくことで軽量かつ安値に仕上げるという判断が商品企画としてしやすいからです。

というわけで、大注目の新型・電気自動車「eKクロスEV」に試乗してまいりました。

その感想は動画で見ていただければ幸いですが、とにかく軽自動車として最上級といえる走りに仕上がっていたのが印象的。なにより車両価格を除けば、経済性においても軽自動車に求められるリーズナブルさを実現していたことが、電動化時代の軽自動車像として理想的パッケージと感じたのでした。


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三菱自動車、軽EV『eKクロス EV』を6月16日に発売、すでに3400台を受注

5月20日からの先行注文では約1か月で月販売目標台数850台の4倍となる約3400台を受注したとか!

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三菱自動車としては、アイミーブ以来となる軽自動車のEV(電気自動車)「eKクロス EV」の正式な発売日が2022年6月16日と発表されました。すでに先行予約は始まっていたので、ようやく販売開始という思いもあるかもしれませんが、いずれにしても三菱自動車の軽EVのリスタート記念日ということになりそうです。



さて、eKクロス EVはエントリーグレードの「G」と15インチアルミホイールを標準装備した「P」の2グレード構成ですが、先行予約が3400台に達したという受注状況を見てみると、バランスよく売れている模様。



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