クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ボルボ・VOLVO

ボルボカーズが2030年以降、ピュアEV専門ブランドになると宣言!

世界に3台しかないというC40 Rechargeを日本で公開!オンライン限定で販売することも発表

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ボルボが2030年までに完全に電気自動車(BEV)専門ブランドになることを宣言。その象徴となるBEV専門モデルとして2021年秋に発売予定の「C40 Recharge」プロトタイプを日本で公開したことでニュースも続々と報じられております。

数年前であれば、2030年からの完全BEVブランド化というのは驚きもあり、また懐疑的な目も迎えられたでしょうが、2021年には当たり前の経営判断として理解できてしまうのだから時代の変化がいかに激しいかを示しているのでは?100年に一度の大変革期というのは大げさではなく、本当に現在進行形の話だと実感できるのでありました。




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ボルボのピュアEV第一弾「XC40 SUV」はリア駆動になる?

フロントに約30リッターのトランクを持つボルボ初のピュアEV
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ボルボ・カーズが同社として初めての完全な電気自動車「XC40 SUV」の発表を前に数点のデザインスケッチを公開。その中でも気になったのが、上の画像でフロントに小さなトランク(約30リッター)が設けられているのが確認できるのであります。


欧州系EVのトレンドはリア駆動という印象もある昨今ですが、この部分にトランクを設けられるということは、フロントにはモーターを積んでいないのかもしれません。もしくはモーターは積んでいてもインバーターなどのユニットは床下がボディ後ろに搭載されていると予想するのが妥当では? つまり、この新しいEVはリア駆動バージョンで、もっと大型化したときに前後モーターのAWDとして展開すると想像できるのでした。

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2年連続、ボルボが日本カー・オブ・ザ・イヤー。中華資本の連覇と捉えると……

第39回 2018 – 2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボXC40に決定!
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ニュースとしては今さらですが、2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボXC40が選ばれたそうで。事前から評判が良かったので、カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれても別段驚きはなかったりするのでした。昨年も獲ったということは、ブランドとしての評価も高いのでありましょう。ボルボのシェアは5%足らず(2018年1~11月累計、JAIA調べ)ですが、売れているクルマが獲るタイプの賞ではありませんので、そこは気にならないところ。

ただ、こうして実際に2年連続でボルボがカー・オブ・ザ・イヤーを獲ってしまうと、気になってくるのは、資本関係でいうとボルボは中国系なのだよな、ということ。ボルボの独立性が損なわれているわけではありませんし、これを中華ブランドだと言う気もないのですが、事実として中華資本のクルマが日本カー・オブ・ザ・イヤーを連覇したというのは、地域としての勢いが出ているというべきかもしれません。
ボルボXC40については2018年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれているわけで、どこで見ても「いいクルマはいい」というわけ。こうした結果にも資金的な面での充実が企業には重要という至極当然な話を思い浮かべる次第であります。となれば、このイキオイはまだまだ続くと見るべきでしょうか。
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いずれにしても中華資本の凄さや怖さを感じるべきボルボの2連覇だったと、いつか振り返る日が来るような気がしてならない今日この頃です(汗)
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精進します。
  




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2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー「ボルボ XC60」のエンジンを始動するには?

2017年を代表する名車に選ばれたボルボXC60の起動スイッチはセンターコンソールにある

カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたことで、ボルボXC60が話題になっている模様。個人的にはカー・オブ・ザ・イヤーのような世界とは無縁でありますので、著名な方々がボルボを選んだのだなあくらいの感想しかないわけですが、XC60といえば初見でエンジンをかけるのに戸惑ったのが思い出の一台。

そんな思い出のムービーがこちらであります。それにしても試乗(本当にちょい乗りでしたが)することができたのはプラグインハイブリッドのT8グレードでありましたが、クルマからのインフォメーションが希薄で、ブレーキペダルもスイッチのようなフィーリングに違和感を覚えたのでした。慣れるまでは乗りづらそうと感じたのはプレミアムなクルマに不慣れゆえだったからでしょうか(汗)



精進します。
  




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ナイトライダーを実現するのはボルボ&マイクロソフト連合

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ボルボとMicrosoftの「クルマと会話をしよう」という合同プロジェクトが発表されております。

オーディオやナビにとどまらず、広くクルマと会話(音声によるコントロールとフィードバック)することは、高レベルの自動運転向けインターフェースとして、バリアフリー的な意味でも求められているのでありましょう。


More than 33 years after the popular American TV show Knight Rider showed David ‘The Hoff’ Hasselhoff talking to his car KITT, Volvo and Microsoft are launching a wearable-enabled voice control system.
しかしながら、メーカーの公式リリースに「ナイトライダー」と書かれてしまうとは(汗)


精進します。








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両手同時にパドルを操作が機械へのバトンタッチというボルボのUI

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SAEレベル2の自動運転を各社がデモンストレーションしている今日このごろですが、一歩先行くレベル3の実証実験を考えているという(レベルについての明言はしておりませんが、オートパイロットシステムの監視を機械が行なう前提のよう)ボルボが、自動運転のUI(ユーザーインターフェース)を発表、であります。

その操作はパドルを使うというもの。

レベル3ということは、機械が自動運転の可否を判断するといえるわけですが、自動運転が可能なシチュエーションになると、パドルスイッチのライトが点滅。それに応じて、ドライバーが両手で同時にパドルを操作することで、機械に運転を任せる自動運転モードに。自動運転モードになるとパドルがグリーンに点灯して切り替わったことを示すというもの。




自動運転へのバトンタッチを明確にするには、ひとまず両手で同時に操作するというのは有効なのでありましょう、たしかに。これならば、うっかりスイッチを押してしまい、知らぬ間に自動運転になっていた、ということもないでしょうし、ドライバーの管理下において自動運転モードになったということを明確にできますでしょうから。

そして、レベル3の自動運転ということは、機械からのリクエストによってドライバーは運転を引き継ぐわけですが、そうした必要が出ると、メーター内にメッセージとカウントダウン(60秒)を表示。その間に、同じくパドルを操作して運転を引き継がなかったら、安全な場所を見つけて自動的に車両を停止させるとことで、居眠りなど意識を失ったドライバーへの対応するというアイデアが実装されている模様なのも、様々なシーンを考えての結論なのでありましょう。

プリクラッシュセーフティシステムでは、世界をリードするレベルにあるといえるボルボ。そうしたノウハウは自動運転においてもアドバンテージとなっているようです、ハイ。


精進します。














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