クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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トヨタ・TOYOTA

【悲報】月々1万6610円で乗れる新型プリウス、じつはボーナス払い併用で総額370万円以上だった

トヨタ・プリウスのサブスク専用グレードがコスパ最強というイメージ戦略

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2022年にお披露目されていた5代目となるトヨタ・プリウスが発売開始。気になる燃費性能やメーカー希望小売価格などが明らかとなりました。



2.0Lモデル(Zグレード・Gグレード)は、従来型を上回る低燃費(28.6km/L)を達成しつつ、システム最高出力は従来型比1.6倍となる144kW(196PS)を実現
1.8Lモデル(Uグレード・Xグレード)は、改良を重ねつつ、全ての電動モジュールを刷新したことで、32.6km/Lの低燃費を達成

メーカー希望小売価格
価格帯 2,750,000円~3,920,000円(消費税込み)

X シリーズパラレルハイブリッドシステム(2ZR-FXE 1.8L直列4気筒エンジン)
2WD(FF) 2,750,000 E-Four 2,970,000
G シリーズパラレルハイブリッドシステム(M20A-FXS 2.0L直列4気筒エンジン)
2WD(FF) 3,200,000 E-Four 3,420,000
Z シリーズパラレルハイブリッドシステム(M20A-FXS 2.0L直列4気筒エンジン)
2WD(FF) 3,700,000 E-Four 3,920,000



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トヨタが新しい電気自動車として発表したシルエットがプリウスの進化形

中国向けセダンスタイルのBEV「bZ3」をBYDと共同開発。気になるのは同時に発表されたシルエット画像…

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トヨタが中国市場向けにセダン型のBEV(電気自動車)を発表。すでに発表されているように、この新型BEVの開発においては、いまや世界的なバッテリーメーカーとなったBYDとの共同開発というスキームが利用されているとのことです。

 

そのあたりの情報については、トヨタ発表のニュースリリースを見ていただいてもいいでしょうし、また上の貼ってあるよう手短にまとめたコラムも用意させていただきました。

そしてトヨタの発表で気になるのは、リアでスパッと断ち切ったようなボディシルエットをチラ見せした、開発中のbZシリーズの新モデルという情報。続きを読む

レクサスUX300eが大幅進化を発表。バッテリーを54.4kWhから72.8kWhへ増量

現行・日本仕様のWLTCモード航続距離は367km、プロトタイプの欧州WLTMモード航続距離は450km

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レクサスの小型BEV(電気自動車)UX300eが大幅な性能アップを果たすことを発表、欧州仕様のプロトタイプの画像を公開しております。



注目は現行モデルに対して、大幅にバッテリー総電力量を増やしてきたことでしょうか。発表されているプロトタイプのスペックを引用すると以下の通り。

UX300e 主要諸元(欧州仕様・プロトタイプ)
航続距離 450km(欧州WLTC値)
電費 166.7Wh/km(欧州WLTC値)
総電力量 72.8kWh
急速充電規格 CHAdeMO
最高出力(kW) 150
最大トルク(Nm) 300

UX300e 主要諸元(日本仕様・2022モデル)
航続距離 367km(WLTCモード)
電費 140Wh/km(WLTCモード)
総電力量 54.4kWh
急速充電規格 CHAdeMO
最高出力(kW) 150
最大トルク(Nm) 300

数値を見比べてみると、バッテリー総電力量を1.3倍に増やして、航続距離を伸ばしたといえそう。モードが異なるので単純比較できないものの、電費についてはダウンしているように見えます。つまりバッテリーをいっぱい積んで力技で航続距離を伸ばしたので重くなったぶん、電費が悪くなるのも止む無しというアプローチのように思えてしまうのでした。

日本での発表だけみると、そうしたネガティブな印象を受けてしまいますが、欧州仕様で比較すると実態としては、そのあたりも進化している模様。
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トヨタ・ハリアーPHEV登場、価格620万円はRAV4の3割増し

ハリアーPHEVの発売は2022年10月31日。ハードウェアのスペックはRAV4PHVと同等

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トヨタのプレミアム系SUV「ハリアー」がマイナーチェンジを実施。ディスプレイオーディオ、デジタルメーターともに12.3インチの大画面液晶と進化した模様。

加えて、PHEV(プラグインハイブリッド)の追加設定を発表しております。

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フロントに2.5リッターエンジンとハイブリッドシステムを搭載、リアを独立モーターで駆動するというパワートレインに、総電力量18.1kWhのバッテリーをプラスしたプラグインハイブリッドシステムで、システム最高出力225kW(306PS)というスペックを見る限り、同社が数年前にローンチしたRAV4 PHVと基本的には同じハードウェアといえそう(細かい部分では進化しているでしょうけれど)。

RAV4とハリアーは、同じGA-Kプラットフォームですし、開発チームも同一ですからバリエーションとしてハリアーにもプラグインハイブリッドを展開するのは自然なことですが、それにしても気になるのは価格差。

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ハイブリッドの最上級グレードでもアンダー300万円のシエンタは売れること間違いなし

価格設定でもルックスでも、なりふり構わずカテゴリートップを狙いに来たというのが第一印象

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スモールミニバンとか、Sクラスミニバンとか、いろいろ呼びかたはありますが、ホンダ・フリードに後塵を拝する状況だった同カテゴリーにおいて、トヨタが本気でトップを奪いに来た…それが2022年8月23日に発表された新型シエンタの情報を目にしたときの第一印象でした。



ヤリスやアクアで鍛え上げたパワートレインは、ハイブリッドのFF車で28.8km/L(WLTCモード燃費)という好燃費。全長・全幅はそのままに全高をあげてそのぶん室内高も稼ぐというパッケージへのこだわり。なにより流行のフレンチミニバンを思わせる「シカクマル」コンセプトのエクステリアは抜群の商品力だと思うのでありました。





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素っ気ないエンジンルームは新型クラウンクロスオーバーの残念ポイント?

ひとりの元クラウン・オーナーとして感じた”らしくない”エンジンルームの眺め

トヨタだけでなく、国産車のフラッグシップ的キャラクターである「クラウン」がフルモデルチェンジで大きく変わったことは、かなり世間の注目を集めた模様です。実際、クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを発表したタイミングでは多くのWEBメディアにてクラウン祭りと表現できるほど関連記事へのアクセスが多かったという話も漏れ伝わってきているほどであります。

そんな祭りの乗っかったコラムのひとつが、こちら。元クラウン・オーナーの目線を交えながら新型クラウンクロスオーバーはクラウン足りえているのかというのを実車を見た印象も踏まえてまとめさせていただきました。

 

で、こちらのコラムでは「時期尚早」とばかりに触れなかったのですが、非常に個人的なポイントとして気になっているのは、じつは素っ気ないエンジンルームだったりします。

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