クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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軽自動車

ホンダN-VAN e:の2人乗り仕様は前後に座るスタイル

オンライン専売となる2シーター仕様の軽バンは意外なシートレイアウトだった!?

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ホンダ初の軽商用EVである「N-VAN e:」をちょいのり&全グレードに触れる機会に恵まれまして、先日、シングルシーター仕様についてのブログエントリを上げたのですが、ある意味でシングルシーター以上に意外性があったのは、上に写真を載せた二人乗り仕様かもしれません。



おそらく、軽バンの二人乗り仕様と聞けば、運転席と助手席が同列に並んだキャビンを想像するでしょうが、N-VAN e:の二人乗り仕様は運転席と、その後方のリアシート(片側だけ)を組み合わせた2シーターとなっているのでした。

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徹底したキープコンセプトながら箱→樽→台へ進化する第三世代N-BOX

新型N-BOXは単なるキープコンセプトじゃない。フォルムの変化は後ろ姿でわかる!

いまさらながら、新型N-BOXについての感想をお伝えします。

すでに多くのレポートがあがっておりますので、ご存じのように「日本でもっとも売れているクルマ」ことホンダの軽自動車N-BOXが今秋のフルモデルチェンジを前に、そのスタイリングやコンセプトを公開。

グランドコンセプトは『HAPPY Rhythm BOX』、”わたしも、家族も、日本も、ハッピーになれる”新型車を目指しているというのは、クルマから日本を元気にしようという意思が感じられるもので、その心意気やよし! といったところでしょうか。

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個人的に注目しているのは、とても丁寧に作り込まれた光を発するテールレンズと、その形状が生み出すフォルムのイメージ。振り返れば、初代のテールレンズはスクエアを強調したもので、車名の通りに箱型であることを強調していました。そして2代目ではテールレンズ部分をボディから張り出すように見せることで樽型でワイドな雰囲気を演出しておりました。新しい3代目N-BOXのテールレンズはスーッと上に伸びた意匠かつ、スタンスを効かせた形状のバンパーと合わせて、いわゆる末広がりを強調した台形のフォルムとして、安定感を表現するといった風に進化。キープコンセプトといっても並べてみると、目指している姿が異なっていると感じられるのでは?

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こうした印象を含めて、新型N-BOXについてのコラムも多数寄稿させていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。









なお、いずれのコラムもサムネ画像は標準系N-BOXが使われていますが、ホンダによると直近での販売比率は標準系:カスタム系=4:6となっているそうで、高価なカスタムのほうが売れているとのこと。新型N-BOXの開発では、ニッポンのファーストカーという目標もあったようですが、なるほどセカンドカーという括りから飛び出しているのがN-BOXのポジショニングなのかもしれません。





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デリカミニは軽スーパーハイトワゴン・クロスオーバーSUVの決定版かつ本気仕様

デリカミニ4WDターボの走りは期待以上に三菱SUVテイストだった!

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2023年、話題のニューモデルといえる「デリカミニ」。言わずもがな、三菱自動車の伝統的なデリカ・ブランドを与えられた軽スーパーハイトワゴンであります。

自動車コラムニストとして商業メディアで活動している小生も、事前に発表された内容やエンジニアへヒアリングした情報を整理したコンテンツをWEBメディアや紙媒体に寄稿させていただきました。



そんなデリカミニは2023年5月に発売開始、さっそくナンバーがついたということで試乗する機会を得たのでした。残念ながら試乗日は激しく雨が降っていたのですが、おかげでウェットのジャリ道というSUVの走破性に頼りたいシチュエーションでの”デリカらしさ”を体感できたのは、ますますの好印象につながったかもしれません。



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大好評「デリカミニ」は軽スーパーハイトワゴンのカスタム系としてのコスパもよし!

ターボのFFで188万1000円~という「デリカミニ」の価格は十分にリーズナブル。最強のライバル「N-BOXカスタム」のFFターボは202万4000円の設定…

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三菱自動車から新しい軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が正式発表。スタイリングやメカニズムの情報は1月に開催された東京オートサロンの段階でほとんど丸裸といった状態でしたが、注目なのは正式発表によって明らかとなった価格でありましょう。



デリカミニのグレード構成は、ターボエンジンのT系とNAエンジンのG系(ともにマイルドハイブリッド仕様)で、それぞれに快適装備が充実したPremiumを設定するというもの。メーカー希望小売価格は次のようになっております。

T Premium:FF 207万4600円/4WD 223万8500円
T:FF 188万1000円/4WD 209万2200円
G Premium:FF 198万5500円/4WD 214万9400円
G:FF 180万4000円/4WD 201万5200円



 
この数字だけをみると「軽自動車としては高価だなあ」という印象を持つかもしれませんが、軽自動車が高くなっているのは今に始まったことではありません。そしてデリカミニのポジションが、各社におけるカスタム系の位置づけだとすると、マーケットの中では、むしろデリカミニはリーズナブルな価格設定なのでした。

たとえば4月21日より価格改訂を発表しているホンダN-BOXカスタムのスターティングプライスは次のようになっているのでした。

NA・FF:182万4900円
NA・4WD:195万8000円
ターボFF:202万4000円
ターボ4WD:215万7100円

N-BOXカスタムの場合は全グレードに先進運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備となっているなど仕様が異なりますのでコストパフォーマンスの単純比較はできないのですが、N-BOXカスタムの販売ペースをみると、この価格帯の軽スーパーハイトワゴンに市場があるのは間違いなく、そのマーケットにいるユーザー目線で考えるとデリカミニはリーズナブルといえるのでは?続きを読む

軽商用車3台のリアル燃費を測ってみたらカタログ超え連発だった!

峠道~高速道路というルートを走った軽商用車のリアル燃費はWLTCモードを超えるのがスタンダード?

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現在、発売中の自動車雑誌「CARトップ 2022年11月号」にて、軽商用車の車中泊という個人的な得意ジャンルについてのライバル比較原稿を書かせていただきました。

登場するのは、スズキ代表がスペーシアベース、ダイハツ代表はアトレー、そしてホンダ代表のN-VANといった面々で、スペーシアベース以外はターボエンジンとCVTを組み合わせたパワートレインを持つトップ・オブ・軽商用車といえるモデルでありました。

スペーシアベースにしてもNAエンジン+CVTとなっていますから、全車CVTであるのは共通。CVTについては功罪いわれるところですが、はたしてリアル燃費はどうなったのでしょうか。


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スズキ・ジムニーがアイドリングストップ新採用で燃費がどれだけ上がったか

5MT車のWLTCモード燃費は改良前の16.2km/Lからアイドリングストップ採用で16.6km/Lへ向上。4WDを選ぶとアイドリングストップしない設定なのがわかっている感じ!

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コンパクトサイズながら副変速機を持つ本格クロカン4WDであることが魅力のスズキ・ジムニー(660ccターボ・軽自動車)とジムニーシエラ(1500ccエンジン・登録車)が商品改良を発表。先進運転支援システムの採用に加えて、燃費を改善することで商品力をアップしております。



スズキ株式会社は、軽四輪駆動車「ジムニー」、小型四輪駆動車「ジムニー シエラ」を一部仕様変更し、7月20日より発売します。

今回の一部仕様変更では、5MT(5速マニュアルミッション)車に停車時アイドリングストップシステム(2WDで走行時のみ作動)を追加しました。それに伴い、一部インパネスイッチのレイアウト等を変更しています。

というわけで、スズキの発表を引用すると以上の通り。主な変更点はアイドリングストップの採用となり、スタイリングなどの変更はないようです。唯一の変更点といえるのは、アイドリングストップ関連スイッチが室内に新設されたくらいだとか。続きを読む
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