クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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コラム

FL5のチューニング・カスタマイズ原稿を書きました!

最新のシビックタイプR(FL5)のチューニング&ドレスアップは本当に興味深い!

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FL5といえば、最新のシビックタイプRの型式として知られるアルファベットと数字の組み合わせ。そしてこちらは、スポーティなエアロパーツで知られる「ガレージベリー」の開発車両。シビックタイプRの魅力と実力を高める空力デバイスが備わっている姿であります。

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この開発車両に触れる機会を得たのは、交通タイムス社の『AUTO STYLE (54) シビックタイプR』の記事制作にかかわることができたから。

そのほか、スプーンスポーツやHKSといった日本を代表するチューニングブランドのデモカーを間近に見て、開発エンジニア氏に話を伺うという貴重なインプットの成果を、こちらの一冊に寄稿させていただきました。

もちろん、小生が担当した以外にも多くのメーカー、ブランドの情報が載っていますので、是非ともチェックしていただき、シビックタイプRカスタマイズの奥深さを感じていただきたいと思う次第であります、ハイ。

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昭和の「4VALVE DOHC TURBO」は、令和に「ASSB E-4ORCE」なった!

日産がジャパンモビリティショーにサプライズ登場させた「ハイパーフォース」のルーツはDR30といえるワケ

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記念すべき第一回ジャパンモビリティショーにて、日産ブースの主役に躍り出たのが「ハイパーフォース」。まったく現実味がなく、メタバースの世界から飛び出したようなスタイリングからしてデザインコンセプトであることは明らかですが、白と赤のLEDが点滅するエンブレムは、歴代GT-Rのそれを感じさせるもので、電動化時代のGT-R像を示すコンセプトというのが、大方の見方のよう。

しかし、あえてGT-Rにしていない! と思う部分もあり。それがリアフェンダーにある「1000kW ASSB E-4ORCE」という金文字であります。

最高出力、全個体電池、四輪の駆動力制御機構といったメカニズムをアピールする内容かつ金文字となれば、思い出すのはスカイラインRS(DR30)では?

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新型センチュリーの真相をCARトップに書きました

3.5L V6プラグインハイブリッドのセンチュリーが見据える次の100年

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従来、式年遷宮のごとく同じようなスタイルで時代に合わせたモデルチェンジを続けてきたトヨタのフラッグシップ「センチュリー」がドラスティックに変身。流行りのSUVスタイルに生まれ変わったことが話題を集めています。

古典的なショーファーカーらしいセダンスタイルの従来型センチュリーも併売されるので、厳密には”生まれ変わった”のではなく、新しいショーファーカーの提案と理解すべきかもしれませんが…。

そのあたり、以前に拙ブログにてエントリをあげたほか、WEBメディアへ寄稿したコラムでも触れておりますが、簡潔にいえば「乗降所作にVIPらしさを感じさせるパッケージをゼロベースで探ったら、新型センチュリーのようなSUVフォルムが生まれた」と理解するのが正解といえそう。
正確にいえば、



そうした背景と、新型では本格的にグローバル展開するというセンチュリーについて、CARトップ2023年11月号(交通タイムス社)に寄稿させていただきました。編集サイドにつけていただいた記事タイトルは『シン・ニッポンのショーファーカー』というもの。100年後にも通用するパッケージということで、原稿内では『22世紀のショーファーカー』という表現も使っていたりもします。

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【朗報】三菱デリカミニが示した! アライアンスにおける個性の出し方

もともとは日産の施設主体で開発した軽自動車アーキテクチャーでも三菱のテストコースを使えばデリカ味を出すことができる

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三菱の軽自動車といえば、日産とのジョイントベンチャーNMKV(日産・三菱・軽・ビークルの意味)によって開発されているのは周知の事実。さらにいえば、両社の現行・軽ラインナップについては日産主体で開発したアーキテクチャーを使っているのも知られている話なのでは?

そんなアーキテクチャーベースでありながら、デリカミニの走りはたしかに三菱テイストが色濃く感じられるものでありました。はたして、その理由は「三菱の伝統を培ってきた”岡崎”で仕上げをしたこと」が効いているというのが三菱サイドの言い分。そのあたりの情報を整理してみたのが、以下のコラムです。

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デリカミニの記事を「CARトップ」2023年6月号に寄稿しています

デリカミニはニッチ商品じゃない! 軽スーパーハイトワゴンのメインユーザーに受け入れられるスタイルを目指した結果だった!!

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2023年上半期における国産車の最注目モデルといえる三菱デリカミニ。注目度の高さは発売開始を前に1万台近い受注を集めているというエピソードが示す通りですが、何度か取材してく中で気付いたのは、デリカミニはけっしてニッチ狙いではないということ。

スライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーSUVといえば、スズキ・スペーシアギア、ダイハツ・タントファンクロスといったモデルもあるわけですが、いずれにしてもスペーシアやタントといった王道があっての付加価値商品といった位置づけ。

そのため、趣味性の強いこだわりユーザーを狙った商品企画と理解できるわけです。つまり、あくまでも王道があってのサブラインといえるでしょう。

一方で、デリカミニについては、ハードウェアの構成や車両型式の上ではeKスペースのバリエーションともいえるのですが、独立した車名としたことにより単独モデルとして認識されるのが立ち位置としての違い。

商品企画としても、軽スーパーハイトワゴンのメインユーザー層をまっすぐに狙ったという点ではスペーシアギアやタントファンクロスとは異なるという印象であります。

そのあたりの話を、4月26日発売のCARトップ6月号(交通タイムス社)にて4ページに渡り書いています。お手にとっていただければ幸いです。



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電動アシスト自転車の平均速度を見れば、車道を走るべきとわかる

約30分間走行での平均速度が15km/h超。たしかに車道を走るべき「軽車両」だ

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自転車というのは、法的に「軽車両」に分類されるモビリティであり、基本的には車道を走行するよう定められております。

この点については、ずいぶんと啓もうが進んできたと感じる今日この頃です。

一方で13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者については自転車乗車時であっても歩道を走行することが認められるという例外については、あまり認知が進んでいないことは気になる…といった内容のコラムを書いたばかりなのですが、それでも電動アシスト自転車については年齢にかかわらず車道の走行が基本とすべきかもしれません。



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