2024年春発売、ホンダの軽商用EVがティザーサイトをオープン

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前々からホンダが軽商用EVを出すということは経営計画として明言されていたわけですが、その第一弾となる「N-VAN e:」のティザーサイトが公開され、様々な情報が明らかになっております。

個人的に注目すべき情報を整理すると以下の3点でしょうか。

一充電航続距離の目標:210km以上
最大積載量:300kg(エンジン仕様のN-VANは350kg)
一般向け含む3グレード構成




グレード構成については、オンライン専売のタンデム2シーター仕様「L2」と業務向けの「L4」、そしてレジャーユースを意識したと思われる「FUN」という3グレード。L2とL4は普通充電のみ対応で、急速充電はオプションとなっているのはコストダウンに見えるかもしれませんが、充電コストを考えるとビジネスユースでは普通充電一択なのは言うまでもなく、万が一の急速充電に対応するために車両コストを上げるというのも”あり得ない”という賢明な判断をしたのであろうと思われます。

なお、最大積載量については4乗仕様のL4の後席をたたんだ状態が300kgで、もともと2乗仕様のL2については350kgという軽商用の上限値になっているそうなので、業務用としてのニーズは満たせそう。 もっとも、ラストワンマイルの宅配用途を満たす商用EVとしてAmazonや楽天などのEC配達をメインとすると考えると、300kgでさえ積むことはないのかもしれませんが……。

ちなみに、LEDヘッドランプを採用している一般レジャーユースを想定しているであろう「FUN」グレードについては、急速充電も標準装備としておりますし、急速充電口を利用したV2Hにも対応しているということ。このグレードの価格設定次第では、軽自動車のEV化が一気に進むかもしれませんが、さて?

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精進します。