排ガス規制で原付一種スクーターは消えるという風潮は電動化によって吹き飛ぶ?

ホンダ初となる一般ユーザー向け電動スクーター「EM1 e:」が8月25日の発売に向けて正式発表、様々な情報公開が始まっております。小生も四輪で軽EVがブームになったように、原付でも電動モデルが流行るのでは? というストーリーに基づいたコラムを書いたりしていますが、想像以上にリーズナブルな価格であったことで、本当にエンジン車を置換する存在になるかもと思っていたりするのでした。
たしかに車両本体+バッテリー+充電器のセットでのメーカー希望小売価格は299,200円(消費税抜き本体価格 272,000円)と原付スクーターとしては高価なのですが、車両本体だけでいえばメーカー希望小売価格は156,200円(消費税抜き本体価格 142,000円)であって原付スクーターのスタンダードといえる価格帯。
もちろんバッテリーがなければ走行不能なので、車両本体だけ買ってきても意味ないのですが、たとえばバッテリー交換ステーションで充電されたバッテリーに差し替えるようなサブスクビジネスが始まれば初期投資としての負担は自賠責保険を考慮しても17万円程度になるわけで、現実的な選択肢になり得るのでは?

税抜き15万円以下の車体と考えると、フロント12インチタイヤ&ディスクブレーキといった足元は豪華ですし、海外では二人乗りを考慮しているというボリューム感のあるシートは車格を超えた満足度を与えてくれそう。現時点ではホンダがバッテリーサブスクを成立させようと注力している動きは見えませんが、ホンダの二輪販売店や、ホンダのビジネスバイクを使っている企業(郵便局や新聞配達)などにバッテリー交換ステーションを整備すれば、日本の原付スクーターは一気に電動化しそうな気もしますが、さて?
ただし原付スクーターというカテゴリーがローコストな電動化によって維持できるとなれば、排ガス規制への対応を旗印に原付一種の排気量をアップしようという運動に水を差すことは確実ですが…。
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精進します。


ホンダ初となる一般ユーザー向け電動スクーター「EM1 e:」が8月25日の発売に向けて正式発表、様々な情報公開が始まっております。小生も四輪で軽EVがブームになったように、原付でも電動モデルが流行るのでは? というストーリーに基づいたコラムを書いたりしていますが、想像以上にリーズナブルな価格であったことで、本当にエンジン車を置換する存在になるかもと思っていたりするのでした。
たしかに車両本体+バッテリー+充電器のセットでのメーカー希望小売価格は299,200円(消費税抜き本体価格 272,000円)と原付スクーターとしては高価なのですが、車両本体だけでいえばメーカー希望小売価格は156,200円(消費税抜き本体価格 142,000円)であって原付スクーターのスタンダードといえる価格帯。
もちろんバッテリーがなければ走行不能なので、車両本体だけ買ってきても意味ないのですが、たとえばバッテリー交換ステーションで充電されたバッテリーに差し替えるようなサブスクビジネスが始まれば初期投資としての負担は自賠責保険を考慮しても17万円程度になるわけで、現実的な選択肢になり得るのでは?

税抜き15万円以下の車体と考えると、フロント12インチタイヤ&ディスクブレーキといった足元は豪華ですし、海外では二人乗りを考慮しているというボリューム感のあるシートは車格を超えた満足度を与えてくれそう。現時点ではホンダがバッテリーサブスクを成立させようと注力している動きは見えませんが、ホンダの二輪販売店や、ホンダのビジネスバイクを使っている企業(郵便局や新聞配達)などにバッテリー交換ステーションを整備すれば、日本の原付スクーターは一気に電動化しそうな気もしますが、さて?
ただし原付スクーターというカテゴリーがローコストな電動化によって維持できるとなれば、排ガス規制への対応を旗印に原付一種の排気量をアップしようという運動に水を差すことは確実ですが…。
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精進します。

