ハーレーダビッドソンのニューフェイス「ブレイクアウト」の魅力にノックアウト

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4月23日、富士スピードウェイにて開催されたモーターファンフェスタ2023に参加…といっても取材に訪れたという話。そして自動車コラムニストという職業柄、当然ながらメインの取材対象は四輪車でありました。

そんなモーターファンフェスタで、仕事とは別に、ひとりのリターンライダーとして気になったのがこちら。ハーレーダビッドソン・ブレイクアウトであります。



この車両自体は、3月に開催された東京モーターサイクルショーにおいても見ているのですが、そのときにはビッグサイトという展示スペースで見たこともあって「ああ、新しいハーレーダビッドソンだなあ」くらいの印象しかなかったのですが、あらためて富士スピードウェイのパドックで、太陽光を浴びている姿を見て、ビビッときたのです。

その理由は、全体イメージの良さもありますが、ディテールも魅力的だと気付いたから。

まず気に入ったのは、存在感をギリギリまで消したかのようなコンパクトすぎる液晶メーター。

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ハンドルクランプに一体化された小さな液晶パネルとその下に置かれたワーニングランプ類。ブレイクアウトのメーカー希望小売価格は326万4800円~331万9800円と大型二輪としてもかなり高価な部類。他ブランドで、この価格帯であればフルカラーの液晶メーターを使っているのは当然といえるのですが、あえてシンプルに仕上げている潔さが個人的に刺さったといったところでしょうか。

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1923ccのエンジン回りに、これでもかと施されたクロームパーツも、モダンチョッパーとしての魅力ポイントでしょうか。イベント当日が適度に曇った天気だったこともあって、クロームの輝き具合も絶妙、このあたりの風合いもブレイクアウトのチャームポイントと感じた次第。

310kgという車両重量は、愛車とするのに高いハードルとなりそうですが、ハーレーおじさんを目指したいと思い始めた今日この頃なのでした。



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精進します。