最高出力 156 kW(212 PS)はそのままに最高速を306 km/hから314 km/hに向上させたのは空力の効果

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先日、東京ビッグサイトで開催された第50回 東京モーターサイクルショーにて、BMWモトラッドのフラッグシップスーパースポーツ「M1000RR」が本邦初公開されたことのお気付きでしょうか。

BMWのモータースポーツ直系スポーツブランド「M」の名を冠したスーパースポーツM1000RRは2001年に最初のモデルが日本上陸していますが、今回発表されたのはその正常進化形といえるもの。

グレード構成と価格は次のように発表されております。

BMW M 1000 RR(スタンダード)¥ 3,849,500
BMW M 1000 RR M Competition Package(プレミアム・ライン)¥ 4,488,500
※ETC 2.0車載器を標準装備 3年保証

モーターサイクルショーで取材した範囲の印象でいえば、スタンダードというのはモータースポーツ向けのベース仕様といった位置づけで、一般ユーザーにはCompetition Packageがおすすめとのこと。そうはいっても450万円という予算でバイクを買える一般ユーザーというのはずいぶんと限られてしまうでしょうが……。


 



それはさておき、個人的に実車を目前にして印象的だったのは、とにかくドデカいウイングレット。発表によると『最高出力 156 kW(212 PS)はそのままに最高速を306 km/hから314 km/hに向上した空力ボディ』ということで、ブレーキ回りもフルカバー状態となっているのもさすがといったところ。

国産のリッター級スーパースポーツ、ホンダCBR1000RR-Rを所有している自分としても気になる(買い替えたいと思わせる)エアロダイナミクスボディであります。

四輪のMを買うとなると1000万円オーバーの予算感となることを思えば、450万円という価格もリーズナブルに感じてきますので。もちろん、実際にはおいそれとは手が出ませんし、立ちごけ一発でいくらの修理代が吹き飛んでしまうのだろうと思うと、躊躇してしまうのが現実であります、ハイ。

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精進します。