ハリアーPHEVの発売は2022年10月31日。ハードウェアのスペックはRAV4PHVと同等

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トヨタのプレミアム系SUV「ハリアー」がマイナーチェンジを実施。ディスプレイオーディオ、デジタルメーターともに12.3インチの大画面液晶と進化した模様。

加えて、PHEV(プラグインハイブリッド)の追加設定を発表しております。

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フロントに2.5リッターエンジンとハイブリッドシステムを搭載、リアを独立モーターで駆動するというパワートレインに、総電力量18.1kWhのバッテリーをプラスしたプラグインハイブリッドシステムで、システム最高出力225kW(306PS)というスペックを見る限り、同社が数年前にローンチしたRAV4 PHVと基本的には同じハードウェアといえそう(細かい部分では進化しているでしょうけれど)。

RAV4とハリアーは、同じGA-Kプラットフォームですし、開発チームも同一ですからバリエーションとしてハリアーにもプラグインハイブリッドを展開するのは自然なことですが、それにしても気になるのは価格差。

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ハリアーPHEVのメーカー希望小売価格は620万円と発表されておりますが、RAV4 PHVの価格帯は469万円~539万円。499万円の中間グレードと比べてもハリアーは3割増しの価格となっているように感じるのでした。

前述したように開発チームは同一で、RAV4のプレミアムバージョンというのが、もともとのハリアーのポジションではありますが、プラグインハイブリッドとしての機能は同等で100万円以上の価格差を許容できるかどうかは疑問もあり。もっとも、レクサスNXのプラグインハイブリッドは700万円を超える価格帯なので、そこと比べると「ハリアーはコスパがいい」ということになるのかもしれません。

それにしても、RAV4、ハリアー、レクサスNXとそれぞれプラグインハイブリッドの価格帯を比較すると、おおよそ100万円の価格差をつけているという設定は、ある意味わかりやすく、見事なマーケティングといえるかもしれませんが、さて?



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精進します。
  




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