パワーもトルクもアップして、ギリギリ500万円を切ったシビックタイプRの注目度は?

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すでに7月の段階で、その姿や大筋での進化について公表していた新型シビックタイプRの販売が始まりました。注目の価格は499万7300円とギリギリ500万円切り。だからといって手が届きやすい価格帯かといえば、日本の経済状況からすると微妙かもしれませんが、あえて400万円台とした背景にはメーカーの意思が込められていると捉えるべきでしょう。

それよりも意外だったのはエンジンの進化。騒音や排ガスなどの規制が厳しくなる中で、最高出力を従来の320馬力から330馬力(243kW)へアップしてきたのも驚きですが、最大トルクが400Nmから420Nmへと大幅増になっているほうが個人的にはインパクト大。エンジン排気量は変わっていないので、ターボチャージャーの進化と最大ブーストアップあたりで実現したと思われますが、さて?







そんな風にパフォーマンスアップした新型シビックタイプRの2.0リッターターボエンジン「K20C」ではありますが、こちらのショート動画でも確認できるように、排気サウンドはいたって静か。エンジン始動時に欧州スーパースポーツのような演出はなく、日常でのパートナーとして使えそうな雰囲気であります。それでいてターボらしい低音が効いているのも個人的には好印象でありました。

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さらに基本骨格はシビックですから四人乗車に十分なスペースを確保しております。ファミリーカーとしても不満なく使えるというわけです。リアシートからの、この眺めを見て育ったお子様がどんな風に成長するのか興味津々であります、ハイ。

ところで、タイプRの正式発表を機に、e:HEVの立ち位置などを考察したコラムをnote.comにアップしてみました。こちらもお目通しいただければ幸いです。



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精進します。
  




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