ひとりの元クラウン・オーナーとして感じた”らしくない”エンジンルームの眺め

トヨタだけでなく、国産車のフラッグシップ的キャラクターである「クラウン」がフルモデルチェンジで大きく変わったことは、かなり世間の注目を集めた模様です。実際、クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを発表したタイミングでは多くのWEBメディアにてクラウン祭りと表現できるほど関連記事へのアクセスが多かったという話も漏れ伝わってきているほどであります。

そんな祭りの乗っかったコラムのひとつが、こちら。元クラウン・オーナーの目線を交えながら新型クラウンクロスオーバーはクラウン足りえているのかというのを実車を見た印象も踏まえてまとめさせていただきました。

 

で、こちらのコラムでは「時期尚早」とばかりに触れなかったのですが、非常に個人的なポイントとして気になっているのは、じつは素っ気ないエンジンルームだったりします。

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クラウンクロスオーバーについては現時点でハイブリッド専用となっています。ですから、おそらくクラウンと名付けたモデルのターゲットとしている静粛性は十分に確保できているのでしょうが、過去のクラウンでは巨大なエンジンカバーの印象が強く、この眺めは「クラウンらしくない」と感じてしまったのでした。せめてトヨタエンブレムがメッキ加飾されていれば雰囲気が変わるような気もしますが…。

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一方で、コクピット周りは大きな液晶ディスプレイを並べた構成や、ちょっとゴテゴテした感じも含めてクラウン的な世界観だなあ、と思ったといった感想はWEB CARTOPに寄稿したコラムでも触れているところなのですが、この感じが維新によって完全に新世代となったクラウンにふさわしいかどうかは、市場が判断するのでありましょう。



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精進します。
  




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