鼓膜が痛くなるほどの高周波サウンド。12気筒のF1エンジンが奏でたエキゾーストノートは永遠に残したい価値

後世に残したい自動車世界遺産を独断と偏見で決めてしまう、という妄想コラムをWEB CARTOPに寄稿しています。
個人的に国産車関連で自動車世界遺産にふさわしいと思ったのは、1989年の国産車、ABCトリオ、ドリフト文化、グランツーリスモ(eスポーツ)といった事象。そして、このコラムの中で唯一、単独車種として選定したのがレクサスLFAでした。
その理由は、エンジンとマフラーが管楽器になるということを証拠として示しているからというもの。電動化時代には排気サウンドがなくなってしまうわけで、自動車史に書き留めるべき文化遺産としてエキゾーストサウンドを追い求めたことがあったという事実を残しておくべきとも思うわけです。
さらにいえば超高回転対応のV型12気筒エンジンに優るものなしというのが個人的な思い。たとえば、レーシング用V12エンジンを積んだマシンが、長いストレートをアクセル全開で近づいてくるときのエキゾーストノートを間近で味わうようなイベントがあれば、それだけで十分にお金の取れるエンターテインメントになるのではと思うわけですが、さて?
もっともエネルギー効率でいえば排気音というのは排気の熱が放出されるときに発するものといえますし、つまりは駆動に回すことのできなかったエネルギー損失のひとつ。その意味では、じつはエンジンを極めていくと排気音というのは小さくなるもので、これほどの爆音を奏でるのは20世紀のレーシングエンジンゆえなのかもしれません…。
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精進します。



後世に残したい自動車世界遺産を独断と偏見で決めてしまう、という妄想コラムをWEB CARTOPに寄稿しています。
個人的に国産車関連で自動車世界遺産にふさわしいと思ったのは、1989年の国産車、ABCトリオ、ドリフト文化、グランツーリスモ(eスポーツ)といった事象。そして、このコラムの中で唯一、単独車種として選定したのがレクサスLFAでした。
その理由は、エンジンとマフラーが管楽器になるということを証拠として示しているからというもの。電動化時代には排気サウンドがなくなってしまうわけで、自動車史に書き留めるべき文化遺産としてエキゾーストサウンドを追い求めたことがあったという事実を残しておくべきとも思うわけです。
さらにいえば超高回転対応のV型12気筒エンジンに優るものなしというのが個人的な思い。たとえば、レーシング用V12エンジンを積んだマシンが、長いストレートをアクセル全開で近づいてくるときのエキゾーストノートを間近で味わうようなイベントがあれば、それだけで十分にお金の取れるエンターテインメントになるのではと思うわけですが、さて?
こちらのショート動画はホンダの自然吸気V型12気筒のF1エンジンを回している様子。可変吸気管長システムが作動している様子も確認できます。再生時音量注意!
もっともエネルギー効率でいえば排気音というのは排気の熱が放出されるときに発するものといえますし、つまりは駆動に回すことのできなかったエネルギー損失のひとつ。その意味では、じつはエンジンを極めていくと排気音というのは小さくなるもので、これほどの爆音を奏でるのは20世紀のレーシングエンジンゆえなのかもしれません…。
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精進します。


