はやくも見慣れたクロスオーバーの新型クラウン。2.5リッターTHSグレードのお買い得感は異常

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トヨタ・クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを機に「クラウン・ファミリー」としてラインナップを拡大したことが話題となっています。あまりにもドラスティックな進化のために、FRレイアウトを捨てて、エンジン横置きのハイブリッド電動4WDになったことが忘れられているのではないかと思うほど。もし、それが狙いだったとすれば「上手くやった」ということなのかもしれません。



さてさて、トヨタ・クラウンといえばいまだに「いつかはクラウン」というキャッチコピーのインパクト大だったりするわけですが、新しいクラウン・ファミリーの長男ともいえるクロスオーバーは、たしかに「いつかはクラウン」時代の『じつは手の届きそうな価格で、中級グレードのコスパは高い』というクラウンらしさを体現するグレード構成と価格設定になっているというのが個人的な印象。

そのあたりを記したのが、こちらのコラムですが、同じようなパワートレインで比べるとハリアーから15%高という価格設定は、かつてのマークII兄弟とクラウンの価格差というか、立ち位置に似ているという気もするのですが、さて?



新型クラウンクロスオーバー価格帯
2.5Lハイブリッド・・・・・・435万円~570万円
2.4Lターボハイブリッド・・・605万円~640万円

ハリアーのハイブリッド4WD価格帯・・・380万円~504万円



とはいえ、個人的には新型クラウンで注目なのは2.4ターボとモーターを組み合わせた、トヨタとしてはまったく新しい「デュアルブーストハイブリッド」だったりします。

エンジン主体でモーターアシストをしてみたり、フロントをエンジンメインで駆動、リアをモーターで駆動するといったメカニズムは、教科書通りのパラレルハイブリッドといえるもの。クラウンに採用するくらいですから切り替え感がわからないようシームレスな制御となっているであろうあたりも気になるのでありました。

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元祖「いつかはクラウン」は7代目、こちらです。



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精進します。
  




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