カロッツェリアの同軸2ウェイ「TS-F1740-2 」、17cmスピーカーが無加工で装着可能。圧倒的サウンドに変身

右が標準装備されている純正スピーカー、左が今回装着したカロッツェリア「TS-F1740-2 」
昨年手に入れてから仕事につながる経験値を高めてくれている軽バン「スズキ・エブリイ」。そうした経験は軽商用車のインプレッション記事であったり、車中泊に関するコラム記事であったりとアウトプットにつながっているのですが、非常にシンプルな設計は久しぶりのDIYを楽しむ素材としても適しているのでありました。
たとえば、こちらの動画でも軽く紹介しているように、2020年代のカスタムとは思えないステアリングホイールの交換なども楽しんでおります。SRSエアバッグを外すことの是非は考えましたが、オーディオやADAS関連のステアリングスイッチがまったくないことが交換に踏み切らせたという面はありましょう。
で、オーディオといえばグレードアップの定番メニューといえるスピーカー交換をしましたので、簡単に紹介させていただきます。今回、選んだのはカロッツェリアの同軸2ウェイ17cmスピーカー「TS-F1740-2 」。エブリイの純正スピーカーは16cmサイズで、純正オプションとして用意されているのも、同サイズのトレードインタイプだったりしますが、実際には17cmスピーカーが収まるというのはよく知られているところ。そして、ツイーターがセパレートタイプのほうがサウンド的には有利な部分は否定しませんが、予算と取付の手間を考えて同軸2ウェイタイプを選んだのでした。
結論から言ってしまうと、スピーカーをグレードアップしたことで、サウンドのレベルは2段から3段ほどアップした印象。エブリイバンの純正スピーカーはフロントドアにしかついていないので、今回の作業としても両側合わせて1時間程度で終了する内容かつ、スピーカーの価格が8000円ほどだったことを考えると、満足度は120%といえますでしょうか。全域で再生音がしっかりとしたことで、エンジンノイズに負けずに音楽を楽しめるようになったのは、軽バンのウィークポイントをひとつ解消したという印象さえあるのでありました。
DIYでの交換作業ゆえ、あまり丁寧に作業を追いかけて撮影できていませんが、メモ程度に撮影した画像がありますので作業順に紹介させていただきます。使用した工具はプラスドライバーと10mmのスパナ、そしてスピーカーマウントを加工するためのペンチとドリルといったところでしょうか……。
画像はありませんが、ドア内張りを外すにはインナーハンドル部分とノブ部分の計3か所のネジを外したら、あとは引っ張るだけ。内装はがしに適した工具もありますが、指をかけてフンと引っ張れば簡単に外れます。下の画像にあるように白いクリップがドア側に残ってしまうこともありますので、その場合はクリップを外して本来の位置に戻すようにしてくださいませ。

純正スピーカーはマウンド部分と一体式。ドアにはプラスネジで止まっているだけ。ネジを外すとドア側に緑色の固定用パーツが残るので、そちらは指先でつまむようにして外しておきます。


続いてカロッツェリアのスピーカーに付属するマウントパーツを加工。ツノは不要なので折り取ります。ペンチなどで挟んで作業すればほとんど力いらず。

画像でふさがっている穴を使ってドアに固定するので、ここをドリルで穴あけ加工するのは、それなりの電動工具がないと厳しいかもしれません。ものとしては柔らかいので、作業時間はもの数秒で終了。工具を出すほうが時間を取られたくらいであります。


カロッツェリアのスピーカーに付属する変換アダプタを使って純正の配線とカロッツェリアスピーカーがつながるようにします。コネクタ部分がドアの内側でカタカタ音がしないよう、これまた付属のスポンジを巻いて、邪魔にならないように処理します。

先ほど加工したマウント部分をドアに取り付けるのは10mmのボルト&ナット(スピーカーに付属)。その後、カロッツェリアのスピーカーに配線をつないでから4か所をねじ止めすれば作業完了です。内張りを戻す前に、ちゃんと音が出るか確認することを忘れずに!
なお、ドア内張りを外す際に、パワーウインドウの配線を外す関係で、運転席側のオート機能が無効になってしまうので、リセット作業(一度全開にしてから全閉して、そのままスイッチを数秒ほど引っ張りつづける)も必要ですので、こちらもお忘れなく!
それにしても、軽バンの持つ気楽なイメージは、こうしたDIY作業でも実際に楽ちんな部分があってクルマ趣味の素材としてもなかなかに好印象であります、ハイ。
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精進します。



右が標準装備されている純正スピーカー、左が今回装着したカロッツェリア「TS-F1740-2 」
昨年手に入れてから仕事につながる経験値を高めてくれている軽バン「スズキ・エブリイ」。そうした経験は軽商用車のインプレッション記事であったり、車中泊に関するコラム記事であったりとアウトプットにつながっているのですが、非常にシンプルな設計は久しぶりのDIYを楽しむ素材としても適しているのでありました。
たとえば、こちらの動画でも軽く紹介しているように、2020年代のカスタムとは思えないステアリングホイールの交換なども楽しんでおります。SRSエアバッグを外すことの是非は考えましたが、オーディオやADAS関連のステアリングスイッチがまったくないことが交換に踏み切らせたという面はありましょう。
で、オーディオといえばグレードアップの定番メニューといえるスピーカー交換をしましたので、簡単に紹介させていただきます。今回、選んだのはカロッツェリアの同軸2ウェイ17cmスピーカー「TS-F1740-2 」。エブリイの純正スピーカーは16cmサイズで、純正オプションとして用意されているのも、同サイズのトレードインタイプだったりしますが、実際には17cmスピーカーが収まるというのはよく知られているところ。そして、ツイーターがセパレートタイプのほうがサウンド的には有利な部分は否定しませんが、予算と取付の手間を考えて同軸2ウェイタイプを選んだのでした。
結論から言ってしまうと、スピーカーをグレードアップしたことで、サウンドのレベルは2段から3段ほどアップした印象。エブリイバンの純正スピーカーはフロントドアにしかついていないので、今回の作業としても両側合わせて1時間程度で終了する内容かつ、スピーカーの価格が8000円ほどだったことを考えると、満足度は120%といえますでしょうか。全域で再生音がしっかりとしたことで、エンジンノイズに負けずに音楽を楽しめるようになったのは、軽バンのウィークポイントをひとつ解消したという印象さえあるのでありました。
DIYでの交換作業ゆえ、あまり丁寧に作業を追いかけて撮影できていませんが、メモ程度に撮影した画像がありますので作業順に紹介させていただきます。使用した工具はプラスドライバーと10mmのスパナ、そしてスピーカーマウントを加工するためのペンチとドリルといったところでしょうか……。
画像はありませんが、ドア内張りを外すにはインナーハンドル部分とノブ部分の計3か所のネジを外したら、あとは引っ張るだけ。内装はがしに適した工具もありますが、指をかけてフンと引っ張れば簡単に外れます。下の画像にあるように白いクリップがドア側に残ってしまうこともありますので、その場合はクリップを外して本来の位置に戻すようにしてくださいませ。

純正スピーカーはマウンド部分と一体式。ドアにはプラスネジで止まっているだけ。ネジを外すとドア側に緑色の固定用パーツが残るので、そちらは指先でつまむようにして外しておきます。


続いてカロッツェリアのスピーカーに付属するマウントパーツを加工。ツノは不要なので折り取ります。ペンチなどで挟んで作業すればほとんど力いらず。

画像でふさがっている穴を使ってドアに固定するので、ここをドリルで穴あけ加工するのは、それなりの電動工具がないと厳しいかもしれません。ものとしては柔らかいので、作業時間はもの数秒で終了。工具を出すほうが時間を取られたくらいであります。


カロッツェリアのスピーカーに付属する変換アダプタを使って純正の配線とカロッツェリアスピーカーがつながるようにします。コネクタ部分がドアの内側でカタカタ音がしないよう、これまた付属のスポンジを巻いて、邪魔にならないように処理します。

先ほど加工したマウント部分をドアに取り付けるのは10mmのボルト&ナット(スピーカーに付属)。その後、カロッツェリアのスピーカーに配線をつないでから4か所をねじ止めすれば作業完了です。内張りを戻す前に、ちゃんと音が出るか確認することを忘れずに!
なお、ドア内張りを外す際に、パワーウインドウの配線を外す関係で、運転席側のオート機能が無効になってしまうので、リセット作業(一度全開にしてから全閉して、そのままスイッチを数秒ほど引っ張りつづける)も必要ですので、こちらもお忘れなく!
それにしても、軽バンの持つ気楽なイメージは、こうしたDIY作業でも実際に楽ちんな部分があってクルマ趣味の素材としてもなかなかに好印象であります、ハイ。
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精進します。


