クルマのミライNEWS : スーパーカブ110が最新の法規制に合致するよう進化を遂げた

令和2年排出ガス規制とABSの装着義務に対応。メーカー希望小売価格は30万2500円

原付二種クラスのビジネスバイクの代表格「スーパーカブ110」についにディスクブレーキが備わりました！　さらにキャストホイールを採用するなど、2022年3月に実施されたモデルチェンジでは最新アップデートを押し出す進化を遂げています。

といってもフロントにディスクブレーキを採用したのは原付二種クラスにもABSが義務化されたことへの対応であるのは周知の事実でありましょう。

最高出力5.9kW、最大トルク8.8Nmの空冷単気筒エンジンも最新の排ガスレギュレーションである令和2年規制をクリアするため。なお総排気量は109cc、ボア47.0ｍｍ・ストローク63.1mmで、圧縮比は10.0となっております。トランスミッションは、おなじみクラッチレスの4速リターン式であります。

そんな新型スーパーカブ110のボディカラーは以下の5色。

グリントウェーブブルーメタリック
パールフラッシュイエロー
バージンベージュ
タスマニアグリーンメタリック
クラシカルホワイト

ザ・スーパーカブといった色味の「アーベインデニムブルーメタリック」がラインナップから消えたのは少々残念な気もしますが、ここでも紹介しているように、鮮やかな「グリントウェーブブルーメタリック」が令和のスーパーカブのイメージカラーとなっていくのでしょうか。画像で見る限りキャストホイールとの相性は抜群で、新しいスーパーカブを象徴する色としてはピッタリという気も致しますが、さて？

そんなスーパーカブ110のメーカー希望小売価格は30万2500円。気がつけばカブもずいぶん高くなってしまったものです。カブ主（スーパーカブ・オーナーの愛称）になるハードルもずいぶん上がってしまったということでしょうか……。

●スーパーカブ110主要スペック

車名・型式：ホンダ・8BJ-JA59

全長×全幅×全高(mm)：1,860×705×1,040

軸距(mm)：1,205

最低地上高(mm)：138

シート高(mm)：738

車両重量(kg)：101

最小回転半径(m)：1.9

エンジン型式・種類：JA59E・空冷 4ストローク OHC単気筒

総排気量(cm3)：109

内径×行程(mm)：47.0×63.1

圧縮比：10.0

最高出力(kW[PS]/rpm)：5.9[8.0]/7,500