後席用アシストグリップが用意されているのはワゴンRスマイルだけ。ステップ高も低く、乗り降りのしやすさは後発だからこそ
先日、『2022年 軽自動車のすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.140)』という本の取材にて、スズキ・ワゴンRスマイルとダイハツ・ムーヴキャンバスというガチンコのライバル2台に触れる機会がありました。
Honda N-BOXに代表されるスーパーハイトワゴンより100mm程度背の低いハイトワゴンのスライドドア車というカテゴリーを独占したいたのがムーヴキャンバスで、ワゴンRスマイルはようやく登場したライバルといった位置付けでしょうか。
ムーヴキャンバスの好評ぶりを考えると、もっとはやく登場すべきだったかもしれませんが、時間がかかっただけあって、ワゴンRスマイルの出来映えはいろいろな箇所でライバルのウィークポイントを研究してきたと感じるもの。
その象徴といえるのが、冒頭の動画で紹介している後席乗降性でしょうか。
ムーヴキャンバスの後席乗降については、こちらの動画の3分47秒あたりからご確認いただけますが、ボタンをポチッと押すだけでパワースライドするのは同様ながら、ステップの高さ、Bピラーのアシストグリップの有無といった点において、ワゴンRスマイルがリードしているのは間違いないところ。乗り込むときにムーヴキャンバスは「どっこいしょ」という感じですが、ワゴンRスマイルのほうが、ワゴンRの名前にふさわしい自然な乗り込み感というのは好印象でありました。
一事が万事といいますが、後席スライドドア車では重要な乗降性でのカイゼンというのはクルマ全体の差として感じる部分があるのは事実。もっとも、ムーヴキャンバスの場合は後席は荷物置き場というコンセプトの部分もありますし、軽自動車らしからぬ伸びやかなスタイリングという点においてはワゴンRスマイルとは異なる魅力を持っている部分もありますので、使い勝手だけで商品力を比べるわけにもいかないのも、また事実であります、ハイ。
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精進します。


先日、『2022年 軽自動車のすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.140)』という本の取材にて、スズキ・ワゴンRスマイルとダイハツ・ムーヴキャンバスというガチンコのライバル2台に触れる機会がありました。
Honda N-BOXに代表されるスーパーハイトワゴンより100mm程度背の低いハイトワゴンのスライドドア車というカテゴリーを独占したいたのがムーヴキャンバスで、ワゴンRスマイルはようやく登場したライバルといった位置付けでしょうか。
ムーヴキャンバスの好評ぶりを考えると、もっとはやく登場すべきだったかもしれませんが、時間がかかっただけあって、ワゴンRスマイルの出来映えはいろいろな箇所でライバルのウィークポイントを研究してきたと感じるもの。
その象徴といえるのが、冒頭の動画で紹介している後席乗降性でしょうか。
ムーヴキャンバスの後席乗降については、こちらの動画の3分47秒あたりからご確認いただけますが、ボタンをポチッと押すだけでパワースライドするのは同様ながら、ステップの高さ、Bピラーのアシストグリップの有無といった点において、ワゴンRスマイルがリードしているのは間違いないところ。乗り込むときにムーヴキャンバスは「どっこいしょ」という感じですが、ワゴンRスマイルのほうが、ワゴンRの名前にふさわしい自然な乗り込み感というのは好印象でありました。
一事が万事といいますが、後席スライドドア車では重要な乗降性でのカイゼンというのはクルマ全体の差として感じる部分があるのは事実。もっとも、ムーヴキャンバスの場合は後席は荷物置き場というコンセプトの部分もありますし、軽自動車らしからぬ伸びやかなスタイリングという点においてはワゴンRスマイルとは異なる魅力を持っている部分もありますので、使い勝手だけで商品力を比べるわけにもいかないのも、また事実であります、ハイ。
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精進します。



