トヨタがBEV専用モデル「bZ4X」をサブスク専用にするという観測報道あり。レクサスのBEV「RZ」は2022年春発売予定のはずだが……

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先日、ヒョンデのBEV(電気自動車)として日本上陸した「アイオニック5」に試乗する機会がありました。拙ブログでも過去に紹介しているように、非常にリーズナブルで性能的にも十分なBEVということで国産メーカー戦々恐々といったプロフィールのモデルで、実際に乗ってみてもアピアランスから受けるイメージ通りの”デジタルな乗り味”で、これはクルマとの対話を大事にしているような国産メーカーには作れないBEVだなあと思った次第。


そんな国産メーカーの代表といえるのがトヨタですが、トヨタも同クラスのSUVスタイルのBEV「bZ4X」を発売予定。しかし、その販売方式は売り切りはなく、サブスクリプションのKINTOだけで扱うという観測報道がありで、一部の自動車ファンからは失望的な感想も流れている模様。

そんなわけで気になるのはレクサス・ブランドとして初のBEV専用モデルとなる「RZ」の行方なのでありました。


 

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グローバル的には2022年春に発売予定という「RZ450e」は、はたして国内でもローンチされるのかは気になるところ。もしレクサスで売るとなると、レクサスディーラーにそれなりの速度を持つ急速充電器を整備するはずです。仮にKINTO扱いであっても、レクサスディーラーが急速充電網を整備するのはマストであるでしょうから。



ところで、トヨタというと欧州電動化に置いていかれた旧態依然とした自動車メーカーという風評もあるようですが、現実的には欧州販売は好調で、2021年の販売台数は前年比で9%以上も伸びているのでした。伝統的な欧州ブランドの多くが前年比割れをしているところを見ると、エンジンを守るというニッチ戦略が上手くいっているのかもしれませんが、さて?




わかりやすい戦略が、実際に市場で機能するとは限らないのでありました。それにしても現代自動車グループの伸び率はすごいもので、2ブランド合計で年間100万台も欧州で売っているというのは、日本のメーカーにはできなかったことで、その戦略を分析すると面白いかもしれません。

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精進します。

  




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