2009年撤退からの再挑戦。ヒュンダイあらためヒュンデ。日本ではZEV専業ブランドとして生まれ変わった




現代自動車あらためヒョンデが日本に再上陸することを発表しております。

これまでも観光バス「ユニバース」を販売していましたから、日本法人は存在していたのですが、2009年に撤退した乗用車部門での再チャレンジというわけです。

2022年1月1日に、日本法人の社名を「現代自動車ジャパン」から「ヒョンデ モビリティ ジャパン」に変更しておりましたし、電気自動車「IONIQ5(アイオニックファイブ)」や燃料電池車「NEXO(ネッソ)」のテスト車が日本の路上で確認されていましたから、再上陸は時間の問題と見られていました。

そして新生ヒョンデは、そのIONIQ5とNEXOというZEV(ゼロエミッションビークル)専業ブランドとして日本市場への再上陸をすると正式発表に至ったのでした。



注目ポイントは、燃料電池車「ネッソ」の発売を正式発表したところでしょうか。水素社会については、じつはユーロも熱心ですし、日本でも経産省が中心となって水素インフラを整備する動きを見せているのは、ご存知の通り。そうした社会インフラの流れを見極め、日本に燃料電池車を投入するというのは、しっかりとしたリサーチだけでなく、それなりのロビイング的な動きもしているような印象も受けるわけです。

ちなみに燃料電池車ネッソのメーカー希望小売価格は税込み776万8300円。経産省のサイトで確認すると補助金は最大210万5000円が期待できますので、トヨタMIRAI(価格帯:710~860万円 補助金:140万3000円)と比べても競争力のある価格帯となっているようですが、さて?




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精進します。

  




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