実売比率で10~15%程度が電動車になっているというプジョー。なかでも3008 HYBRID4を選ぶ気持ちは共感できる!

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イタリアのフィアット、北米のクライスラーが合併して生まれたFCA、プジョーやシトロエンを軸とするPSA。この両社が一体となったステランティスが生まれてから一年が経過しました。内部の話はわからないものの、外野から見ているかぎり統合は順調に進んでいるように思えます。とくに日本での現地法人については徐々に一体化を進めているという印象を受けておりました。

そんな中、2022年3月に日本法人も合体、ステランティスジャパンを設立するという発表があったのでした。その発表では、ステランティスジャパンの擁する7つのブランドについての現況や将来性についても報告がありました。そんなこんなを記事化したのが、こちらのコラムですが、その中で気になったのは電動化に関する話題です。

 

2022年内に、フィアットブランドの絶対エースであるチンクエチェントが「FIAT500e」として電気自動車にフルモデルチェンジを果たすというのは、ビジネス的にも大きな変化となる部分で、コラムのテーマとしても注目せざるを得なかったのですが、より個人的な印象でいえばプジョー各モデルの実売レベルので電動化比率が気になったのです。

冒頭の画像にもあるように、Bセグハッチバックの208で10%が電気自動車、フラッグシップの508では16%がプラグインハイブリッドになっているとのこと。発表によれば、この電動化比率は市場平均の倍程度になっているというわけで、プジョーは電動化を求めるユーザーに支持されているともいえますし、逆にいえばプジョーファンは内燃機関にこだわることなく、プジョーらしさがあれば電動化を積極的に選ぶ傾向が強いといえるのかもしれません。

その中でもSUVの3008においてプラグインハイブリッド比率が15%というのは個人的に試乗した印象でいっても納得の結果。こちらの動画でもレポートしているように、プラグインハイブリッドである「3008 HYBRID4」の走りは非常に魅力的でありました。

  

プラグインハイブリッドシステムを構成するパワートレインは、1.6リッター4気筒ガソリンターボ(200PS/300Nm)とフロント駆動モーター(110PS/320Nm)、リア駆動モーター(112PS/166Nm)という電動4WDです。システム最高出力300PS・最大トルク520Nmというのは、それだけでハイパフォーマンスを予感させてくれるスペックであります。

この動画内では、4WD状態だけでなく、リアモーターだけで走るRWDモード、エンジンメインで走るFWDモードを選んで、それぞれのキャラクターを感じたりしていますが、そんな楽しみ方をしていると、かつてラリーシーンで活躍したプジョーと、最新のWRCレギュレーションが重なったくるから不思議なもの。

もし、自分が3008を選ぶのであればプラグインハイブリッドが第一候補になるなと言うのが正直な感想で、それなりに高価なわかですが、15%のユーザーがプラグインハイブリッドを選んだというのは、本当に「いい買い物をされましたね!」と思うばかりで、納得の結果なのでした。



それはともかく、かつてオープンカー(ザ・ビートルカブリオレ)から電気自動車(リーフ)に乗り換えた自分からすると、オープンボディが用意されるFIAT500eは気になる存在。子どもが成長して、家族でクルマ移動する機会が減ってきたら、熟年夫婦の街乗りカーとして「FIAT500e」のコンバーチブルなど選んでみたいと思ったりするのですが、さて?



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精進します。

  




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