CHAdeMOインフラの整備にトヨタがどれだけコミットするかが、日本のBEVマーケットの未来を左右する

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2021年のクルマ関連重大ニュースとして数年後にも語り継がれる可能性が高いのが、トヨタが電気自動車(BEV)を一挙16台も並べて、BEVへの本格参入を発表した一件となるのでは、とも思うのですが、発表したからには、それで終わりではなくBEVの普及に向けてインフラ整備にコミットするであろうことを期待したくなるものです。



そんなことは自動車コラムニスト風情に言われなくてもトヨタはわかっているでしょうが、これまで同社とCHAdeMOインフラ整備の関係を考えると、トヨタが本格的に日本での急速充電網整備にコミットすると宣言するかどうかが、まさにCHAdeMOインフラの整備スピードを加速させることになるというのは業界関係者であれば誰もが認めるところでありましょうから。



「うちが噛んでいない規格は応援できない」という立場を貫き続けて、ディーラー網には200Vの普通充電しか整備しないのであれば日本のBEV市場は相変わらずのままでしょう。一方、BEVのラインナップ拡充に合わせて、トヨタが日産と同レベルでディーラーにCHAdeMO急速充電器を設置することを決定すれば、BEVの普及は一気に進むと思ったりするのですが、さて?

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精進します。

  




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