すべてが第二世代に進化したアウトランダーPHEV。予約受注で約7000台を集める

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一部のメディア・モータージャーナリスト向けの試乗会があったり、すでに受注が始まっていたりとデビューしたかのように振る舞っていた元祖プラグインハイブリッドカーこと「アウトランダーPHEV」が正式に販売開始となったことが三菱自動車から発表されております。


なんでも正式デビュー前の予約受注だけで6915台と、販売目標の半年分以上を集めたということでして、市場から熱望された新型アウトランダーPHEVが好スタートを切ったというところでしょうか。


このクルマに関しては、まったく取材する機会がないので、正規のルートで話を聞けていません。ですからあくまで周辺から得た情報しか持っていないのですが、プラグインハイブリッドシステムは三菱自動車の手によるもので、プラットフォームの基本は日産が担当するといった具合に、ルノー日産三菱アライアンスを利用して設計されたものと理解しております。

つまり、プラグインハイブリッドシステム自体はアライアンスの他ブランドで展開することも考慮しているはずで、はたしてユーザーから大いに求められているプラグインハイブリッドの電動AWDがルノー版ではどうなるのか、日産版ではどんなキャラクターに作り込まれるのか気になるところ。アライアンスでの活用を考えると、FWDバージョンも用意していると考えるのが妥当でしょうが、そうなると三菱が鍛えてきた四輪制御テクノロジーが十分に活きてこないともいえます。はたしてどんな風に、プラグインハイブリッド技術をアライアンスで活用していくのか、興味津々な2021年の師走でありました。



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精進します。

  




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