三菱ワークス「ラリーアート」が復活。まずはデカールで彩った特別仕様車から

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三菱自動車が、5月の決算発表で「ラリーアート・ブランドの復活」を宣言していましたが、その第一弾としてタイ向けのモデルに特別仕様車が登場です。


ベース車はミッドサイズSUVのパジェロスポーツとピックアップモデルのトライトン。主なラリーアート仕様のポイントを引用すれば次の通り。
エクステリアでは、往年のラリーアートモデルを彷彿とさせるサイドデカールをはじめ、三菱自動車らしさを印象付けるラリーアートロゴ入りマッドフラップを採用しました。また標準モデルと差別化を図るべく、フロントグリル、アルミホイールをブラックで統一しています。インテリアには、ラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントをあしらったフロアマットを採用しました。 

というわけで、パフォーマンスに関するハードウェアはそのままにアクセサリー類によってラリーアートの世界観を表現した仕様となっている模様。ラリーアート・ブランドの復活に、コルト・ラリーアートver.Rのようなホットモデルを期待していた向きは拍子抜けかもしれませんが、再スタートとしては妥当なカタチと感じます……。




 

そんなラリーアート復活については5月の発表後にいくつかの考察動画&コラムをアウトプットしているのですが、大筋としては三菱自動車単独での判断ではなくアライアンス(ルノー日産)との関係を前提にスポーツブランドが必要になったというストーリーが想像できるというのが、自分なりの印象。

ルノーにおけるルノースポール、日産におけるNISMOのようなブランドが三菱自動車にも必要ということは、3社からアライアンスを利用したスポーツカーが登場する未来を予感させますし、それまでにラリーアートのブランド力を再構築するためには、いま時点から動き出す必要があるという話なのでは?

その意味では、まずはステッカーチューン的な特別仕様車から始まったわけですが、今後なんらかのモータースポーツ活動(ダカールラリーが有力?)を行ない、そしてラリーアート仕様というべきハードウェアにも手を入れたグレードを展開していくという風に期待できると思うのでありますが、さて?








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精進します。

  




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