自動運転テクノロジーをドライバー支援にフル活用したMAZDA CO-PILOT CONCEPTが発表。使われているセンサー類と市販のタイミングを整理する

2021年11月4日、マツダから「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」なる新テクノロジーが発表されました。その内容を簡単に記せば、ドライバー異常時対応システムの発展形で、ドライバーが深い眠りについてしまったり、疾病などで意識を失ったりした際に、車両を安全に緊急停止させるというもの。いわゆる高度運転支援システムの一種というのがマツダの説明です。
そのMAZDA CO-PILOTには1.0と2.0という2つのバージョンがありバージョン1.0は2022年のローンチを、2.0については2025年以降のローンチを予定しているとのこと。
というわけでバージョン2.0のデモ動画をみればわかるように一般道で安全な場所に回避して停車するという一連の動きの中で、ワインディングを見事に走っていることから運転能力としては自動運転レベル3相当であることは間違いありません。かなり高度な技術をモノにしているのだなぁというのが、この手のクルマを見てきた人に共通する印象なのでは?
ちなみに1.0と2.0のバージョン違いについて、ドライバー異常を検知して安全に停めるという点については共通。2.0にバージョンアップするとドライバー異常の予兆検知をすることができるようになったり、退避技術の進化などが盛り込まれるということ。デモ動画で駐車スペース的な場所に退避しているのは2.0の特徴で、1.0では車線上で停まることになるのだとか。
それでも心臓や脳の疾病により暴走するという交通事故は一定数起きているわけで、そうした事故を減らせる可能性が高まるという意味でははやい普及を求めたい先進安全装備といえそうです、ハイ。
なお、MAZDA CO-PILOTのバージョン1.0については2022年に発売開始となる縦置きエンジンのラージ商品群に搭載される予定で、基本的にセンサー類の追加は考えていないということ。そもそもラージ商品群にどのようなセンサーが搭載されるのかは不明ですが、タイミング的にミリ波レーダーとカメラ、超音波ソナーで構成されていると考えるのが妥当でしょう。
一方、バージョン2.0に相当する機能を有しているという動画に出てくる試作車は、既存のセンサー類に加えて、カメラ12個、高精度地図、ロケーターECUを搭載しているそうです。とくに高精度地図を使って峠道を走れるあたり自動運転レベル3~4を実現できるレベルの技術を有しているといえそう。気になるのはLiDARを使う気配がないことですが、そのあたりは調達コストやロバスト性から検討していくのではと想像していますが、さて?
-----------------
精進します。



2021年11月4日、マツダから「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」なる新テクノロジーが発表されました。その内容を簡単に記せば、ドライバー異常時対応システムの発展形で、ドライバーが深い眠りについてしまったり、疾病などで意識を失ったりした際に、車両を安全に緊急停止させるというもの。いわゆる高度運転支援システムの一種というのがマツダの説明です。
そのMAZDA CO-PILOTには1.0と2.0という2つのバージョンがありバージョン1.0は2022年のローンチを、2.0については2025年以降のローンチを予定しているとのこと。
というわけでバージョン2.0のデモ動画をみればわかるように一般道で安全な場所に回避して停車するという一連の動きの中で、ワインディングを見事に走っていることから運転能力としては自動運転レベル3相当であることは間違いありません。かなり高度な技術をモノにしているのだなぁというのが、この手のクルマを見てきた人に共通する印象なのでは?
ちなみに1.0と2.0のバージョン違いについて、ドライバー異常を検知して安全に停めるという点については共通。2.0にバージョンアップするとドライバー異常の予兆検知をすることができるようになったり、退避技術の進化などが盛り込まれるということ。デモ動画で駐車スペース的な場所に退避しているのは2.0の特徴で、1.0では車線上で停まることになるのだとか。
それでも心臓や脳の疾病により暴走するという交通事故は一定数起きているわけで、そうした事故を減らせる可能性が高まるという意味でははやい普及を求めたい先進安全装備といえそうです、ハイ。
なお、MAZDA CO-PILOTのバージョン1.0については2022年に発売開始となる縦置きエンジンのラージ商品群に搭載される予定で、基本的にセンサー類の追加は考えていないということ。そもそもラージ商品群にどのようなセンサーが搭載されるのかは不明ですが、タイミング的にミリ波レーダーとカメラ、超音波ソナーで構成されていると考えるのが妥当でしょう。
一方、バージョン2.0に相当する機能を有しているという動画に出てくる試作車は、既存のセンサー類に加えて、カメラ12個、高精度地図、ロケーターECUを搭載しているそうです。とくに高精度地図を使って峠道を走れるあたり自動運転レベル3~4を実現できるレベルの技術を有しているといえそう。気になるのはLiDARを使う気配がないことですが、そのあたりは調達コストやロバスト性から検討していくのではと想像していますが、さて?
-----------------
精進します。



