余裕はないが120km/h巡行はパワートレイン的には可能。ただしハンドリングは別の話 

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先日、手に入れたスズキの軽商用バン「エブリイ」で新東名高速道路を走って参りました。

新東名といえば、かなりの区間で制限速度が120km/hに設定されている国内屈指のハイスピードなハイウェイ。というわけで、今回の走行では「空気抵抗の大きな軽バンで120km/h巡行は可能なのか」を検証してみることにしたのでした。

乗っているのはエブリイバン(DA17V-4型・NAエンジン・5速MT・2WD)で、高速走行に関係しそうなスペックは次の通り。

車両重量:890kg
WLTCモード高速道路燃費:17.1km/L
全高:1895mm
エンジン型式:R06A(3気筒DOHC)
最高出力:34kW/5700rpm
最大トルク:59Nm/3800rpm
5速変速比:1.000
最終減速比:4.777
タイヤサイズ:145/80R12


というわけで、5速直結ギアのトランスミッションとなっているのですた。そして、冒頭に貼った画像をもう一度ご確認いただきたいのですが、少なくともフラットな路面であれば、5速で120km/h巡行することは不可能ではありません。

ただし、その際のエンジン回転数はメーター読みで5700~5900rpmあたりを指しています。つまり、ほぼ最高出力を発揮している状態でなんとか120km/hを出すことができるというわけです。ですので、排気量の大きなクルマのように余裕で120km/hが出るということは、まったくなく。100km/hくらいまでは順調に加速しますが、そこからはじわじわと速度を伸ばしていくといった感じでありました。そんな模様は下の動画でご確認いただけます。



こちらの動画、100km/hくらいからずっとアクセル全開で走行している状態。110km/hを超えてからはこんな風に”じわじわ”と速度を増していき、なんとか120km/hに到達するというのが正直な印象。このままアクセルを全開にしておけば120km/hは維持できますが、エンジンにまったく余裕がないのは、その回転域は最高出力を出す領域であることからも明確です。

なによりハンドリングに余裕がなし。動画のようにトンネル内であれば横風の影響も最小限なのでまあまあ安心して走っていられますが、通常時には常に修正舵に備えていなければいけないくらいで、大型トラックが横を走ろうものならフワーッとクルマが動く感じがするわけで、120km/h巡行をするためには、なんらかの手段を使ってシャシー性能を引き上げないといけないと感じた次第。

もっとも全幅1475mm・全高1895mmというディメンションからすると物理的に高速安定性を求めるのは無理筋といえるかもしれません(汗)



それにしてもエンジンが最高出力を出している状態というのは、そのパワートレインとしては最高の効率で走っているともいえます。さらにアクセル全開ということはガソリンエンジンにおけるポンピングロスも最小限になっているということでありますから、その無駄のないフィーリングはなかなか味わえない気持ちよさがありました。このあたり小排気量エンジンの楽しみ方のひとつかもしれませんが、さて?

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精進します。

  




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