最大熱効率40%の1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーターを組み合わせたFWDパワートレインを採用

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ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」に電動車両が追加されるというティザーがスタート。その電動テクノロジーが「e-SMART HYBRID」と名付けられたことも公表されました。



はたして、どんなハイブリッドシステムなのか。ティザーサイトで見ると、後席の下あたりにバッテリーパックを置き、フロントに1.2リッター3気筒エンジンと駆動用モーター(発電用モーター)を置くシリーズハイブリッドとなっている模様。イメージとしては、日産e-POWERとほぼ同じ構成と考えてよいでしょう。



ポイントは、エンジンが1.2リッターのおそらく自然吸気で、最大熱効率40%を実現しているという点。エンジンのところに「WA-VEX」という型式らしきものが書かれていますが、Vは可変バルタイを示すはずで、Xはアトキンソンサイクル(高膨張比サイクル)を示していると予想されます。

最大熱効率40%という数値と、発電専用エンジンという特性を考えると、バルブタイミングによるアトキンソンサイクルを実現しており、その領域もかなり広いと予想されますが、さて?

惜しむらくは、現時点ではFWD(前輪駆動)だけの設定になりそうな点。SUVであればリアもモーター駆動する電気4WDを望みたいところですが、ロッキーの車格を考えるとコスト的に難しいのかもしれません……。



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精進します。

  




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