1968年に開園した京急油壺マリンパークが2021年9月30日をもって閉園

  

素朴な展示と伝統のイルカアシカショーで知られる京急油壺マリンパークがついにその歴史に幕を下ろします。



ホームページから引用すると、同施設がオープンしたのは『昭和43年(1968年)4月27日』で、『京浜急行電鉄㈱創立70周年記念事業として戦前の海軍潜水学校、戦後の神奈川県立三崎水産高校跡地に建てられた』という地元密着型の水族館。

三浦縦貫道路・林インターからほど近いということもあって、ドライブの目的地としてもピッタリで、個人的には最多で訪れた水族館でもありました。

コロナ禍による入場者減といった事情で閉園になるというのは寂しいものですが、施設老朽化も閉園の一因と聞けば、マリンパークと同世代の自分としては、たしかに各部にガタが出てくる年齢ではあるなぁとしみじみしてみたり。



上に貼った動画は、最後とばかりに9月上旬に訪れたときに撮ったもの。すべてを記録してアップロードしてしまうのは権利関係からNG行為だと思いますが、60秒ほどの映像なのでありがとうの気持ちを込めた、思い出としての記録だとご理解いただけますと幸いです。

ちなみに映っているイルカはフィンとジョイの二人。この道40年という大ベテランの演技です。40年といえば、人間でいえば定年となってもおかしくないだけの労働期間でありますから、この二人にとってはいいタイミングなのかもしれませんが、そんなことを感じさせないバリバリの現役プレーヤーぶりに涙を誘われたのは、ここだけの話。

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ところで、京急油壺マリンパークに親として初めて訪れるきっかけになったのは、息子が幼児の頃に「ミノカサゴを見てみたい」と突然言い出したから。

ミノカサゴ、さほど珍しい魚でないこともあって、常設展示している水族館は少なく、そのうちのひとつが京急油壺マリンパークだったことで足を運んだというのが最初でしたっけ。

それからはイルカアシカショー、はたまたイベントスペースでのヒーローショーなどで大いに楽しませていただきました。帰り道に、近所の食堂で食べたアジフライもいい思い出です。

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そして、非常に個人的な話をすれば、最後に京急油壺マリンパークを訪れたときは、その翌々日に手放すクルマのお別れドライブでもあり、ダブルでさよなら&ありがとうデイになったのでありました。とはいえ、最後に家族の笑顔を見ることができたのは本当に良い思い出。

というわけで、次のクルマの話はまた今度……。



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精進します。

  




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