135/80R12から225/35R19まで幅広く設定する「BluEarth-Es ES32」
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横浜ゴムのスタンダードタイヤ「ECOS  ES31」の後継モデルが8年ぶりに誕生。それが最新のエコタイヤ・ブランドの名の下に生まれた「BluEarth-Es ES32」……というわけで、新登場ですがスタンダードタイヤらしく軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応しているのがセールスポイント。

なんと発売サイズは、下は135/80R12 68Sから上は245/40R19 94Wまでの全92サイズと豊富なラインナップを誇っているのでした。スタンダードモデルとはいっても、ワイドなセンターグルーブやショルダーの細いサイプなどが、そこはかとない高級感を漂わせているのが日本ブランドのタイヤといったところでしょうか。

 

気になるラベリング制度による性能は次の通り。

全92サイズで転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「c」以上を獲得し、一部サイズでは転がり抵抗性能「AA」※1、また多くのサイズでウェットグリップ性能「b」※2を獲得しています。
※1 全92サイズ中、6サイズで転がり抵抗性能「AA」を獲得しています。
※2 全92サイズ中、47サイズでウェットグリップ性能「b」を獲得しています。

一部のサイズではラベリング制度で高性能に分類されるということですが、大雑把にいうと17インチより大きいタイヤではウェットグリップ性能がb、14インチより小さいタイヤではcとなり、その中間ではまだらのように混じっているというという感じでしょうか。

転がり抵抗が「AA」なのは、225/45R18、235/50R18、225/55R18、225/60R17、195/65R15、215/65R15のサイズですが、とくにエコカー向きのタイヤを意識したというよりは偶然といった印象を受けますが、さて?

そしてメーカー発表を見ていると、ルックスにもこだわっているそうで、なるほど第一印象で高級に感じたのもむべなるかなというところであります、ハイ。
トレッドパターンは「ライトニンググルーブ」や「5ピッチトレッドパターン」などを採用し、優れたウェット性能や耐偏摩耗性能を発揮します。見た目にもこだわり、力強さと美しさを併せ持つデザインを実現しています。コンパウンドは従来品にも採用した「ナノブレンドゴム」を採用し、優れた低燃費性能に加え、ウェット性能と耐摩耗性能をバランスよく両立させました。また、最適化した接地形状もウェット性能、耐偏摩耗性能に寄与します。
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それはともかく、横浜ゴムのプレスフォトではスタンダードタイヤながら、スポーティなアルミホイール「アドバンレーシングRZ II」を組み合わせているあたりにPR部門のヤル気を感じてしまうのでした(汗)

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精進します。

  




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