信号のない丁字路交差点で右折の大型トラックと白バイが衝突。32歳の白バイ隊員が亡くなった


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バイクの死亡事故につながりやすい形態のひとつが、いわゆる「右直事故」。

直進するバイクの速度を把握できず、四輪車が右折することで起きるというのが典型的なケースで、バイク側としては対向車線で右折しそうなクルマがいるときには、もし右折してしまっても衝突を回避できるような速度で走るというのが唯一といっていい防衛手段。

速度の出ていない道路であれば、あえて減速して右折車両を先に行かせてしまうくらいの判断をしたいくらいのシチュエーションともいえます。

そんな右直事故で、公道でのライディングテクニックとしては最高レベルを有しているといえる白バイ隊員が逝ってしまったというニュースあり。



報道によれば、事故が起きたのは北海道苫小牧市。信号機のない丁字路交差点において直進していた白バイと右折しようとしていた大型トラックが衝突し、白バイを運転していた32歳の男性警察官が死亡したというのが事故の概要。



32歳の巡査部長といえば、テクニック的にも問題ないはずで「まさか右折してこない”だろう”」と思ってしまったのかもしれませんが、映像で見る限りは直線の長い道路で、トラック側からすれば速度感がわかりづらかったのかもしれません。

だから事故を起こしたのは仕方ないという話ではなく、直線がながくバイクが小さく見える状況では、対向車がバイクの速度を見誤ることもあるという前提で、死なない運転を心がけることがバイク乗りとしては重要だという話。

この事故を他山の石として自身の安全意識を再確認、事故を避ける運転をもう一度考えることが、亡くなった白バイ隊員への追悼になるでしょう……。

合掌。

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精進します。

  




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