8月に売れた電気自動車のトップは日産リーフで1282台。BEVの中でのシェア59.5%

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世界的には電動化が叫ばれ、欧州主要各国の合計ではプラグイン車の新車販売比率は17%になろうという時代ですが、本邦では電気自動車(BEV)が売れていません。




自販連による燃料別新車販売(乗用車)の統計データをみると、ガソリンやディーゼル、プラグインハイブリッド、BEVに燃料電池車(FCV)の販売数がわかるのですが、2021年8月に売れたBEVはたったの2155台なのでした。


それぞれの販売台数とシェアを転記すると以下の通り。

ガソリン車:8万2148台(46.8%)
ハイブリッド車:8万178台(45.7%)
ディーゼル車:9503台(5.4%)
プラグインハイブリッド:1398台(0.8%)
BEV:2155台(1.2%)
FCV:116台(0.1%)

相変わらずハイブリッド比率が極端に高いため、ハイブリッドを電動車に含めれば日本の電動化は進んでいるといえますが、世界的にはプラグイン(外部充電)に対応していることが電動化の条件というムードであって、その視点でいうとプラグイン比率は2%にとどまっているといえるのでありました。

ちなみに、欧州のトレンドでもプラグインハイブリッドよりBEVのほうが売れている傾向にあります。エンジン車の発展としてみるとプラグインハイブリッドは非常に優れたソリューションに思えますし、自動車好きからは評価されがちですが、市場からは中途半端な存在と見られるのかもしれません。

自販連の統計では国産メーカーについては販売台数も明記されておりまして、各社のBEVの販売台数は次の通り。

ホンダ:53台
マツダ:3台
日産:1282台
トヨタ:56台
輸入車:761台

輸入車のうちテスラが占める台数は推計で最大525台となっていて、日産の販売したBEVはすべてがリーフとなっております。

それにしてもHonda eは、いいクルマだと思いますが売れていません。おそらくMX-30であろう3台というのもしびれますが……。



ちなみに、プラグインハイブリッドのメーカー別販売台数は、三菱:369台、トヨタ:746台、輸入車:283台となっております。RAV4PHV、順調に納車されているようです、ハイ。





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精進します。

  




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