価格は公表されていないが先行予約は開始、スタイリングはいまどきのスバル車にアップデートされた

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すでにアメリカではフルモデルチェンジ済みで、日本導入が今かいまかと待たれていた新型レガシィアウトバック(北米名はアウトバック)が、ついに正式公開。日本仕様のスペックが明らかとなりました。

そして、発表前に書いたコラムで『日本仕様では北米仕様とは異なるパワートレインによってインテリジェンスを感じさせるフラッグシップとして仕上げてくるのかもしれません』と書いた通り、北米ではFA24型2.4リッターターボを積むアウトバックは、日本ではCB18型1.8リッターターボを積むレガシィアウトバックへとなってしまったのでした。



たしかに北米向けのアウトバックは現地生産で、日本仕様は群馬生産ですから同じ設計とはいえ異なるクルマであってエンジンが違うのは不思議な話ではなく。とはいえ、スバル車のエンジンは基本的に日本で作ってアメリカに送っているはずで、FA24ターボについても群馬で組み立てているはずで、日本仕様にも載せられないことはないと思うのでした。このあたり、自分の情報がアップデートされていないだけかもしれませんが。



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それにしても日本仕様のレガシィアウトバックは、北米のアウトバックとずいぶんイメージが異なります。しっかりと取材したわけではないのでパッと見の印象ではありますが。

大きく違うのはホイールアーチ部分の樹脂製パーツ(クラッキング)の形状でしょう。北米仕様はオーソドックスなアーチ形状ですが、日本のレガシィアウトバックではXVなどで展開している動きのある意匠としております。また、写真の撮り方によるのかもしれませんが、エンジンフード(ボンネット)のプレスについても若干の違いを感じるのは気のせいでしょうか。フロントバンパーにインストールされたフォグランプの処理も日本仕様では異なっているように見えます。

こうした違いのせいなのか、じつは初見では日本のレガシィアウトバックはレヴォーグ・ベースのSUV仕様では? と思ってしまったのでした。もちろん、サイドから見ればわかるように全長もホイールベースもレヴォーグより長いですから、フラッグシップとして生み出されたレガシィの末裔であることは間違いありません。

もっともレヴォーグがレガシィツーリングワゴンの後継であるならば、その派生的なポジションに見えてしまうのはスバルの伝統からすれば正しい方向なわけで、日本仕様のデザインにおいてそのあたりを意識したのかもしれないという仮説を立ててみたりする今日この頃ですが、さて?






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精進します。

  




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