カタログ値は変わらないが、実用電費を向上させる制御の改善が注目点。ヘリテージを活かしたボディカラーの展開も気になる

1990年代、ポルシェ911(964型)といえばヴィヴィッドなボディカラーも印象的だったのですが、そんな時代を代表する「ルビースター」をまとったタイカンと964の2ショット画像がポルシェ公式で発表されております。
これはタイカンが商品改良によって、ボディカラーの選択肢を増やしたことをアピールするもの。
17色も用意された標準カラーに加えて、ムーンライトブルーメタリック、アシッドグリーン、ルビースター、リビエラブルー、ビオラメタリックなどポルシェ特有のカラーを含む63色から選べる「ペイントトゥサンプル」が新設定されただけなく、さらにオーナーの希望通りの色に塗装できる「ペイントトゥサンプルプラス」というメニューも新設定されたとのこと。ポルシェらしい、プレミアムな電気自動車として所有満足度をより高める改良といえましょうか。
しかし、それだけではありません。
ポルシェジャパンのリリースには以下のような改良が駆動系に施されていることが記されているのでした。
カタログ値(WLTPモード)は変わらないけれど、実用電費を向上させているというのはメーカーの言い分としては微妙な気もします。これは電気自動車(BEV)がまだまだ過渡期にあるゆえに有効な言い分なのかもしれませんが、さて?
個人的には、スマートフォンにより遠隔操作できるリモートパークアシストが気になる機能。ドアを開くのに気をつかうような狭い駐車場での乗降がラクになりますので。もっともタイカンを実際に購入できるようなオーナーからすると「狭い駐車場って何それ」という感じかもしれません(汗)
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精進します。



1990年代、ポルシェ911(964型)といえばヴィヴィッドなボディカラーも印象的だったのですが、そんな時代を代表する「ルビースター」をまとったタイカンと964の2ショット画像がポルシェ公式で発表されております。
これはタイカンが商品改良によって、ボディカラーの選択肢を増やしたことをアピールするもの。
17色も用意された標準カラーに加えて、ムーンライトブルーメタリック、アシッドグリーン、ルビースター、リビエラブルー、ビオラメタリックなどポルシェ特有のカラーを含む63色から選べる「ペイントトゥサンプル」が新設定されただけなく、さらにオーナーの希望通りの色に塗装できる「ペイントトゥサンプルプラス」というメニューも新設定されたとのこと。ポルシェらしい、プレミアムな電気自動車として所有満足度をより高める改良といえましょうか。
しかし、それだけではありません。
ポルシェジャパンのリリースには以下のような改良が駆動系に施されていることが記されているのでした。
技術的改善:実質上の航続距離が拡大新しいモデルイヤーのタイカンは、別途ホモロゲーションを取得するわけではありませんので、航続距離(WLTP)の数値が更新されるわけではありません。しかし、最新バージョンの実際の航続距離は、日常の使用では長くなります。この増加を実現するために、幅広い技術的進化が盛り込まれました。ノーマルおよびレンジモードでは、フロントの電気モーターはほぼ完全に切り離され、4WDモードでは部分負荷時には無通電状態になります。さらに、コースティング時や停車時には、前後いずれのアクスルにも駆動力が伝達されません。この電気フリーホイール機能により、ドラッグ損失が抑えられます。ただし、ドライバーがさらなる出力を要求した際や、ドライビングモードを変更すると、再びミリ秒以内にモーターがオンになります。リモートパークアシスト:遠隔操作による駐車新しいリモートパークアシストのオプションを使うと、駐車スペースに出入りするときに、ドライバーが運転席に座っていなくても、スマートフォンを使って遠隔操作で取り回すことができます。並列駐車でも縦列駐車でも、ガレージでも、自動制御が可能です。システムが自動的に駐車スペースを検知し、車両の超音波センサーとカメラシステムを使って駐車スペースの寸法を測定します。十分なスペースがある場合は、ドライバーはPorsche Connectアプリを使って駐車プロセスを開始し、車から降りることができます。スマートフォンのアプリインターフェースのボタンを押したままにすると、駐車プロセスを連続的にモニターすることができます。ステアリング操作や車両の前後への動きを、リモートパークアシスト機能が独力で引き受けます。ボタンを放すと、即座にタイカンの駐車操作は停止されます。リモートパークアシストはiPhone 7とiOS 13以降のApple iPhoneに対応しています。Android Auto:インフォテイメントシステムにも統合導入以来、タイカンには第6世代ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)が装備されてきました。この完全電動スポーツカーは、Apple MusicやApple Podcastsのシームレスな統合をはじめ、つねにコネクティビティーの先駆者であり続けてきました。そして今や、iPhone向けApple CarPlayのサポートと並んで、Android AutoがPCMに組み込まれることになりました。これにより、Google AndroidのOSを搭載したスマートフォンもサポートされることになりました。こうして、走行安全性に悪影響を及ぼすことのない特定の電話機能やスマートフォンアプリであれば、PCM 6.0経由またはGoogle Assistant音声コマンドで操作できるようになりました。
カタログ値(WLTPモード)は変わらないけれど、実用電費を向上させているというのはメーカーの言い分としては微妙な気もします。これは電気自動車(BEV)がまだまだ過渡期にあるゆえに有効な言い分なのかもしれませんが、さて?
個人的には、スマートフォンにより遠隔操作できるリモートパークアシストが気になる機能。ドアを開くのに気をつかうような狭い駐車場での乗降がラクになりますので。もっともタイカンを実際に購入できるようなオーナーからすると「狭い駐車場って何それ」という感じかもしれません(汗)
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精進します。










