スズキ、2022年3月期第1四半期決算を発表。連結売上高は8454億円と倍増するも、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足といった課題は残る

スズキが2022年3月期の1Q(第1四半期)決算を発表。前年が新型コロナウイルスの影響を大きく受けていることもあって、全体に数字は倍増しております。
連結売上高:8,454億円(4,201億円増加)
営業利益:545億円(532億円増加)
ただし、十分に復活したわけではなく、前々年同期と比べると、売上高で621億円減少、営業利益で82億円減少となっているとのことです。このあたり、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足による減産影響、原材料価格高騰といったネガティブ要素が大きく影響しているのだとか。
そんなスズキの1Q決算を四輪・二輪・マリンと事業別に状況を見てみると、なかなか興味深いものでありました。
●四輪事業
売上高:7588億円
営業利益:420億円
営業利益率:5.5%
※前年同期に比べて売上は3913億円(106.5%)増加
●二輪事業
売上高:575億円
営業利益:44億円
営業利益率:7.7%
※前年同期比で売上高は226億円(64.5%)増加
●マリン事業
売上高:260億円
営業利益:68億円
営業利益率:26.2%
※前年同期比、営業利益は30億円(77.9%)増加
その他の事業もあるので、これがスズキのすべてではありませんが、こうして並べてみると今期1Qに関してはマリン事業の営業利益率の高さが目立つところ。もちろんスケールでは四輪事業が圧倒的なので、二輪やマリンに注力するということは考えづらいのですが……。
そして1Q決算の発表において、興味深かったのは二輪事業の好転について『新型ハヤブサの投入効果や事業体質改善の進捗等』と記されている点。メガスポーツのハヤブサが売上を押し上げるほど売れているとは考えづらいのですが、利益率の高い付加価値商品の投入は事業全体に好影響を与えていると理解すると、スズキが向かいたい・向かうべき道が見えてくるような気がするのですが、さて?
そんな付加価値の高い二輪について、ちょっと話しているモトブログがこちら。スズキの決算とは何の関係もありませんが、よかったらお暇つぶしにどうぞ。
-----------------
精進します。



スズキが2022年3月期の1Q(第1四半期)決算を発表。前年が新型コロナウイルスの影響を大きく受けていることもあって、全体に数字は倍増しております。
連結売上高:8,454億円(4,201億円増加)
営業利益:545億円(532億円増加)
ただし、十分に復活したわけではなく、前々年同期と比べると、売上高で621億円減少、営業利益で82億円減少となっているとのことです。このあたり、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足による減産影響、原材料価格高騰といったネガティブ要素が大きく影響しているのだとか。
そんなスズキの1Q決算を四輪・二輪・マリンと事業別に状況を見てみると、なかなか興味深いものでありました。
●四輪事業
売上高:7588億円
営業利益:420億円
営業利益率:5.5%
※前年同期に比べて売上は3913億円(106.5%)増加
●二輪事業
売上高:575億円
営業利益:44億円
営業利益率:7.7%
※前年同期比で売上高は226億円(64.5%)増加
●マリン事業
売上高:260億円
営業利益:68億円
営業利益率:26.2%
※前年同期比、営業利益は30億円(77.9%)増加
その他の事業もあるので、これがスズキのすべてではありませんが、こうして並べてみると今期1Qに関してはマリン事業の営業利益率の高さが目立つところ。もちろんスケールでは四輪事業が圧倒的なので、二輪やマリンに注力するということは考えづらいのですが……。
そして1Q決算の発表において、興味深かったのは二輪事業の好転について『新型ハヤブサの投入効果や事業体質改善の進捗等』と記されている点。メガスポーツのハヤブサが売上を押し上げるほど売れているとは考えづらいのですが、利益率の高い付加価値商品の投入は事業全体に好影響を与えていると理解すると、スズキが向かいたい・向かうべき道が見えてくるような気がするのですが、さて?
そんな付加価値の高い二輪について、ちょっと話しているモトブログがこちら。スズキの決算とは何の関係もありませんが、よかったらお暇つぶしにどうぞ。
-----------------
精進します。










