すでに納車まで一年待ちというランドクルーザー。王者の風格とコスパの良さを考えれば、それも納得


3.5L V6ツインターボガソリンエンジン(V35A-FTS)
先日、日本仕様が正式発表されたトヨタ・ランドクルーザー。同社のホームページによると、すでに納期は一年以上先になる見込みなのだとか!?



ホームページに記されている文言をそのまま引用すれば、次の通り。

2021年8月2日に発表した新型ランドクルーザーにつきまして、ご注文をいただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
8月2日以降にご注文をいただく場合の納期は、1年以上となる見込みです。
弊社といたしましては、少しでもお客様への納期を短縮できるよう、取組みを検討して参りますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
まさに売れすぎて困っちゃうという状況になっているわけですが、ランドクルーザーのスペックを価格を眺めてみると、その売れ行きにも納得。なにしろ超コスパがいいのでした。



以前のエントリでもタイトルにしているように、新型ランドクルーザーのスターティングプライスは510万円。しかして、そのGXグレードに搭載されているエンジンは上に示したように305kW(415PS)、650Nmの3.5リッターV6ツインターボなのでありました。



このV35A-FTS型エンジン、ほかに積んでいるのはレクサスLSで、LSのメーカー希望小売価格は1073万円~1580万円となっております。車体も仕様もコンセプトも異なりますから単純比較はできませんが、同じエンジンで車両価格が半分以下というのはお買い得といって差し支えないはず。

ましてランドクルーザーのブランド力というのは絶大で、その押し出し感やブランドイメージからすると、まさかレクサスLSの半額とは思わないはず。けっして安いモデルではないものの、内容を考えるとコスパ良好といえるのでした。

ちなみに似たようなスペックのエンジンでいうと、3.0リッターV6ツインターボで405馬力を発生するエンジンを積むスカイライン400Rのメーカー希望小売価格は562万5400円。これを見ると、ますますランドクルーザーのコスパが際立ってくると思うのは自分だけではないはずです。

GX_車両外観フロント

さらにリセールバリューも非常に高いことが予想されるとなれば、納期1年以上の人気になっていることに納得。おそらく5年乗って手放したときの残価は70%以上でしょうから、これだけの価値あるモノを所有しているという喜びを、結果的にローコストで味わうことが期待できるのでありました。もっとも、時代が変化していく中で、5年後に純ガソリンエンジン車のリセールバリューが今まで同様に推移するという保証はないわけですが、さて?




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精進します。

  




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