4.3Ahのリチウムイオン電池を積むBグレードの燃費は35.8km/L。5.0Ahのバイポーラ型ニッケル水素電池を積むグレードは33.5~34.6km/L。結果として数字が劣っていることで商品力は維持できるのか?

個人的にはトヨタがラインナップの全店舗取り扱いを実施し、またヤリスハイブリッドが登場した段階で、その役割を終えていたという印象もあるコンパクト系ハイブリッドの「アクア」。
今回のフルモデルチェンジにあたっては、価格帯を従来モデルの182万円~213万円から、現行では198万円~240万円(FFの場合)と大きく上がるなど、ラインナップ全体におけるポジションチェンジを図ったことも感じられます。おそらく、その象徴となるのがアクアが初採用した「バイポーラ型ニッケル水素電池」でありましょう。
初代アクアでは枯れたハイブリッド技術をローコストに展開するという商品企画だったのに対して、このように”初採用”のテクノロジーによってブランディングするというのは、まさしくキャラ変というか、ポジションチェンジの証といえるのでは?
バイポーラ型というのは、電池の種類というよりは構造を示すもので、結論を簡単にまとめれば薄くて、高出力にできる技術と理解すればよいかと。高効率バッテリーを採用したのであれば、ハイブリッドカーの最重要テーマである燃費性能にも優れるのかと思いきや、さにあらず。

アクアの中でもっとも燃費に優れるグレードは、ヤリスハイブリッドと同等のリチウムイオン電池を積んでいるのでありました。簡単にWLTCモード燃費を並べておくと次の通り。
※単位はkm/L
ちなみに旧型アクアのWLTCモード燃費は、27.2~29.8km/Lですから新型になって圧倒的に改善しているのは間違いありませんが、ヤリスハイブリッドのWLTCモード燃費がFFで35.4~36.0km/Lと知ると、新型アクアの燃費性能に物足りなさを感じてしまうはず。なお、ヤリスハイブリッドの4WDはWLTCモード燃費が30.2km/Lでありまして、このあたりから実際の燃費性能を考えると、ほとんど差がないレベルといえるのも事実でありますけれども……。
いずれにしても、ハイブリッド専用モデルでありつつ、ヤリスハイブリッドに対して燃費性能が上回っていない点、自慢のバイポーラ型ニッケル水素電池搭載グレードがリチウムイオン電池を積むエントリーグレードに燃費性能で優っていない点などは、ブランドイメージと商品企画のちぐはぐさを感じてしまうのです。タイヤサイズや装備による重量差などが影響していることは詳しい人がみればわかるのですが、そこまで一般ユーザーが気にするはずもないでしょうから。
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精進します。



個人的にはトヨタがラインナップの全店舗取り扱いを実施し、またヤリスハイブリッドが登場した段階で、その役割を終えていたという印象もあるコンパクト系ハイブリッドの「アクア」。
今回のフルモデルチェンジにあたっては、価格帯を従来モデルの182万円~213万円から、現行では198万円~240万円(FFの場合)と大きく上がるなど、ラインナップ全体におけるポジションチェンジを図ったことも感じられます。おそらく、その象徴となるのがアクアが初採用した「バイポーラ型ニッケル水素電池」でありましょう。
初代アクアでは枯れたハイブリッド技術をローコストに展開するという商品企画だったのに対して、このように”初採用”のテクノロジーによってブランディングするというのは、まさしくキャラ変というか、ポジションチェンジの証といえるのでは?
バイポーラ型というのは、電池の種類というよりは構造を示すもので、結論を簡単にまとめれば薄くて、高出力にできる技術と理解すればよいかと。高効率バッテリーを採用したのであれば、ハイブリッドカーの最重要テーマである燃費性能にも優れるのかと思いきや、さにあらず。

アクアの中でもっとも燃費に優れるグレードは、ヤリスハイブリッドと同等のリチウムイオン電池を積んでいるのでありました。簡単にWLTCモード燃費を並べておくと次の通り。
ちなみに旧型アクアのWLTCモード燃費は、27.2~29.8km/Lですから新型になって圧倒的に改善しているのは間違いありませんが、ヤリスハイブリッドのWLTCモード燃費がFFで35.4~36.0km/Lと知ると、新型アクアの燃費性能に物足りなさを感じてしまうはず。なお、ヤリスハイブリッドの4WDはWLTCモード燃費が30.2km/Lでありまして、このあたりから実際の燃費性能を考えると、ほとんど差がないレベルといえるのも事実でありますけれども……。
いずれにしても、ハイブリッド専用モデルでありつつ、ヤリスハイブリッドに対して燃費性能が上回っていない点、自慢のバイポーラ型ニッケル水素電池搭載グレードがリチウムイオン電池を積むエントリーグレードに燃費性能で優っていない点などは、ブランドイメージと商品企画のちぐはぐさを感じてしまうのです。タイヤサイズや装備による重量差などが影響していることは詳しい人がみればわかるのですが、そこまで一般ユーザーが気にするはずもないでしょうから。
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精進します。










