袖ヶ浦フォレストレースウェイのストレートを成り行き全開にした数値に違いはあるが……

新型GR86/BRZのプロトタイプに袖ヶ浦フォレストレースウェイにて試乗する機会がありました。そんなわけで、先日来そのときに得た情報や撮影した動画などをアップしております。

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※新型BRZプロトタイプ(6MT)に試乗している様子

BRZについては、せっかく新型プロトタイプのAT、MTと現行BRZのATに試乗できていたので、動画撮影に使ったアクションカムのGPS機能を使って、それぞれの最高速をチェックしてみることにしたのでした。

まずは新旧ATモデルの加速性能と最高速を、最終コーナーからストレートエンドまで切り取って比較した動画がこちら。



サムネでもわかるように、新型BRZプロトタイプ(AT)の最高速はGPS表示で141.1km/hで、現行型は133.6km/hとなりました。とはいえ、最高速を狙って走ったわけではなく、あくまでも最終コーナーから成り行きでアクセル全開にしただけ。それぞれの限界性能的な最高速のスペックを示すというわけではなく、あくまでも自分なりに同じような感覚でアクセルを踏んだときに7.5km/hの差が生まれるという話でありますので、その点はあしからず。

それでも、これだけの差が出てくるのは、エンジンの違いによるところが大きいといえるのでは?



なにしろ、新型BRZではエンジンがボアアップした2.4リッター「FA24」型に進化しているのでありました。FA24のボア×ストロークは94.0×86.0mmで、総排気量は2387ccとなり、目標出力は173kW(235PS)。

ちなみに、現行型の2.0リッターエンジン「FA20」のボア×ストロークは86.0×86.0mmで総排気量は1998cc、AT仕様の最高出は力147kW(200PS)となっております。これだけの差が生まれるのは当然といえましょうか。

正直、GPS計測のデータを見ずとも同条件であれば明らかに速くなっていることは誰でも体感できるレベルで明確な差があると思いますが、さて?


そして、Twitterのほうにアップしたこちらの動画は新型BRZプロトタイプのMTとATの加速性能・最高速を同じく袖ヶ浦フォレストレースウェイの最終コーナーからストレートにかけての区間で比較したもの。数値的にいえば、MTは144.3km/hでしたから、ATより3.2km/hほど最高速が上回ったというのが数字でわかる違い。同様に、成り行きで走っていますのでMTについてはシフトアップのポイントをもっと考えればもう少し速くできそうな印象もありますが……。

いずれも参考程度ということでご理解いただけますと幸いです。

以下、新型GR86/BRZに関する動画、ブログエントリ、コラム記事などを貼っておきますので、こちらもお目通しいただきますよう、よろしくお願いする次第です、ハイ。

ちなみに、すぐ下に貼ってある動画は新型BRZのMT・AT比較用にMTで最終コーナーから1コーナーを過ぎるあたりまでを抜き出した素材。シフトアップ、シフトダウンのエンジンサウンドの確認用としてもお楽しみくださいませ。




















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精進します。

  




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