Nシリーズ301万台の内訳は、N-BOXが202万台、N-WGNが61万台、N-ONEが26万台、N-VANが12万台のイメージ

4210706a_001H
ホンダといえば、実質的には四輪車のルーツはN360という軽自動車だったりするのですが、2000年代までは軽自動車メーカーというイメージは薄かったのも事実。そんなホンダが軽自動車にふたたび本腰を入れたのが2010年代。2011年12月、このとき初代N-BOXを誕生させたことで、ホンダ軽自動車の黄金期が始まります。

その後、ヘリテージを感じさせるN-ONEを登場(2012年10月)させ、さらにハイトワゴンの王道モデルといえるN-WGNもローンチ(2013年11月)といった具合でNシリーズを拡大させてきました。

2017年9月にはN-BOXをフルモデルチェンジしてエンジン、プラットフォームを一新するなどしております。その際に、先進運転支援システムであるホンダセンシングを装備するなどして商品力を大きく上げたのも記憶に残るところ。

さらに2018年7月にはNシリーズ初の商用バンであるN-VANもリリース。2019年8月にN-WGNをフルモデルチェンジ、そして2020年11月にはスキンはそのままに中身を一新するという珍しいかたちでN-ONEをフルモデルチェンジしたのでありました。

このあたりのヒストリーについてはリンク先のリリースに詳しいのですが、ともかく2011年から始まった10年足らずのNシリーズ歴史で、累計販売300万台を突破したとのこと!




2021年6月末時点での、Nシリーズの累計販売台数は 3,012,504台。その内訳は大方の予想通りN-BOXが2/3を占めるという状況になっております。

累計販売台数
N-BOX:2,020,609台
N-WGN:609,005台
N-ONE:265,728台
N-VAN:117,162台


いずれも試乗経験ありますが、たしかにN-BOXのパッケージとスライドドアの利便性と、そのスタイルから想像する以上にキビキビと走る感覚は売れて当然と思えるもので、そのインパクトに比べるとN-WGNやN-ONEは期待通りくらいのレベルに収まっているのが、こうした数字につながっているのかもしれません。そもそもハイトワゴンのマーケットが小さくなっているので、なかなかホンダとしても存在感を示せていないのも事実でしょう。

とはいえ、個人的には停止まで対応するACCやオートホールド機能付きEPBを積んだN-WGNは街乗りから週末の遠出までマルチにカバーしてくれる軽自動車としてもっと評価されてもいいのにな、と思うのも、また事実。N-ONEについてはパイクカー的キャラクターを考えれば妥当ですが、その内容からすると少々価格設定が高すぎると思うのも正直なところ。

個人的にNシリーズでもっとも欲しいと思うのがN-VAN。バイクの練習会にいくためのトランポとして真剣に検討していたりする今日この頃でありました。N-VANの6速MTで撮影した動画は、自分個人のYouTubeチャンネルにおいて最多再生をいただいていることも感謝感謝であります、ハイ。













-----------------
精進します。

  




人気ブログランキング

-----------------
精進します。

  




人気ブログランキング