電動化時代にもスポーツグレードが成立することを感じさせてくれた。その走りはどこかDC2-Rを思い出す

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このところ販売減が目立つホンダのコンパクトカー「フィット」。ネガティブな印象を受けるユーザーも増えているかもしれませんが、日常的につかうコンパクトカーとしては非常によくできていると感じるのでした。とくにe:HEVと呼ばれる2モーターハイブリッドのパワートレインは、リニア感も高く、モーター駆動らしいトルクもあって、電動パワートレインらしいスポーツドライビングが味わえるという印象あり。

そんなフィットe:HEVのスポーツ性を、さらに引き出してくれるのが新たに設定されたコンプリートカーである「モデューロX」。フィットのデビューから一年半を経て、ようやくモデューロXがローンチされ、その試乗をする機会を得ることができたのでした。





そんな「フィットe:HEVモデューロX」の試乗レポートについては、ホンダ専門誌『HondaStyle』のWEB版に寄稿しておりますので、リンク先の記事をお読みいただきたいのですが、予想をはるかに超えるレベルでドライビングが楽しめるスポーツハッチに仕上がっていたのが印象的。







そして、ここだけの話ですが、標準車とモデューロXの走り味の違いは、かつてのインテグラ(DC2)とインテグラ・タイプR(DC2-R)の違いと似た雰囲気を感じたのでもありました。もちろんフィット・モデューロXがDC2-Rのようにハードコアだという意味ではありませんし、モデューロXにもDC2-Rのようなボディ補強を入れて欲しかったと思う部分もあるのですが、シャシーの仕上げによって、ここまでスポーティな走り味に変化させることができるのであれば、電動化時代においてもタイプRはあり得ると感じたのも事実であります、ハイ。





そんな標準車とモデューロXの違いについて、試乗会場となった群馬サイクルスポーツセンターでのインカー映像をノーカットでYouTubeにアップしてありますので、見比べていただければ幸いです。

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精進します。

  




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