FF世界最速を感じさせる運転支援システムの味つけがバランスしている、メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーの走り
先日、機会があってルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポール)トロフィーEDCに乗ることができたのでした。車両価格は504万円、試乗車は16万円の有料色ジョン シリウス Mということで、なかなかに高価なFWDスポーツでありました。
トランスミッションはEDC(6速DCT)で、いってみれば2ペダルのオートマ車。EPBやACCなどを装備した快適系ホットハッチという一面も持つスポーツモデルでもありました。
とはいえ、メガーヌR.S.といえば歴代のコンセプトが「FF世界最速」でありますから基本的にスパルタンな走り味であることは想像に難くないでしょう。
冒頭の動画でも話しているように、サスペンションはハードな仕上げで、ご覧のような街乗りでも、なかなかに刺激的なフィーリングでありました。もっとも、サーキットに持ち込むと物足りないかもしれませんが、今回はそこまでは確認しておりませんので、あくまでそんな印象があるという話であります、悪しからず。
今回のブログでは、街乗りではわかりづらい2点について確認できたので、ご報告させていただきます。
まず、メガーヌの特徴である後輪操舵については、なるほどご自慢のメカニズムだけあって、そのベネフィットがわかりやすいと感じたのでした。まとめると、スパッと曲がるようなフィーリングと中高速コーナーの安定感を見事に両立しているといったところでしょうか。
そして、冒頭でも記したACCの制御については、そこにもR.S.らしさを意識しているのか、追従時の減速・加速とも今どきのACCとしては攻めた印象。具体的にいえば、先行車のブレーキランプが点いても自車は減速を始めず、先行車がそれなりに速度を落として車間がギュッと詰まったところでいきなり強めのブレーキをかけるという感じ。前方が開けて、設定速度まで一気に加速する際も、1.8リッターターボエンジンを唸らせてギュンと速度を上げていくといった風にメリハリのある走りをするのでした。こうした制御、ラグジュアリー系モデルであれば減点対象となるでしょうが、ルノー・スポールの運転支援システムだと思うと納得できてしまうから不思議なものです、ハイ。
よりスパルタンなルノー・メガーヌR.S.トロフィーRのディテール紹介動画もよろしかったらご覧ください。
-----------------
精進します。


先日、機会があってルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポール)トロフィーEDCに乗ることができたのでした。車両価格は504万円、試乗車は16万円の有料色ジョン シリウス Mということで、なかなかに高価なFWDスポーツでありました。
トランスミッションはEDC(6速DCT)で、いってみれば2ペダルのオートマ車。EPBやACCなどを装備した快適系ホットハッチという一面も持つスポーツモデルでもありました。
とはいえ、メガーヌR.S.といえば歴代のコンセプトが「FF世界最速」でありますから基本的にスパルタンな走り味であることは想像に難くないでしょう。
冒頭の動画でも話しているように、サスペンションはハードな仕上げで、ご覧のような街乗りでも、なかなかに刺激的なフィーリングでありました。もっとも、サーキットに持ち込むと物足りないかもしれませんが、今回はそこまでは確認しておりませんので、あくまでそんな印象があるという話であります、悪しからず。
今回のブログでは、街乗りではわかりづらい2点について確認できたので、ご報告させていただきます。
まず、メガーヌの特徴である後輪操舵については、なるほどご自慢のメカニズムだけあって、そのベネフィットがわかりやすいと感じたのでした。まとめると、スパッと曲がるようなフィーリングと中高速コーナーの安定感を見事に両立しているといったところでしょうか。
そして、冒頭でも記したACCの制御については、そこにもR.S.らしさを意識しているのか、追従時の減速・加速とも今どきのACCとしては攻めた印象。具体的にいえば、先行車のブレーキランプが点いても自車は減速を始めず、先行車がそれなりに速度を落として車間がギュッと詰まったところでいきなり強めのブレーキをかけるという感じ。前方が開けて、設定速度まで一気に加速する際も、1.8リッターターボエンジンを唸らせてギュンと速度を上げていくといった風にメリハリのある走りをするのでした。こうした制御、ラグジュアリー系モデルであれば減点対象となるでしょうが、ルノー・スポールの運転支援システムだと思うと納得できてしまうから不思議なものです、ハイ。
よりスパルタンなルノー・メガーヌR.S.トロフィーRのディテール紹介動画もよろしかったらご覧ください。
-----------------
精進します。



