スカイラインクロスオーバーとして売られてもふさわしい風格を持つミッドサイズSUV。3.5リッターV6エンジンの最高出力は295米馬力！
日産がプレミアムブランド「インフィニティ」の新しい3列シートのSUVモデル「QX60」を世界初公開。現時点では細かなスペックは未公表で、アメリカと中国の工場で生産されることがアナウンスされているくらい。すなわち、北米と中国という世界の二大市場に向けた商品企画というわけです。
日本では販売予定がないようで、日本向けのリリースでは『パワフルなV型6気筒エンジン、新型の9速オートマチックトランスミッション、インテリジェント４WD（四輪駆動）、ナビリンク機能付きのプロパイロット・アシストなどを採用』といったくらいしかテクニカルな情報はないわけですが、さすがに主要マーケットであるアメリカでは、もう少し詳しい情報が発表されておりました。
もっとも北米向けでも発表内容のほとんどは、和テイストのエッセンスをいれた内外装であったり、12.3インチのメータークラスターであったり、多彩なシートアレンジであったりなのですが……。
メカニズムについては以下の引用部分が主なところ。
簡単にまとめるとV6エンジンの排気量は3.5リッターで最高出力は295米馬力。リリース文では明記されておりませんが、当該リリースの画像で確認するとエンジンは横置きとなっております。北米では重要なけん引能力はAWDで6000ポンド、AWDは選択できるというニュアンスなので、FWDも用意されるということでありましょう。
そのAWDについては、オールニューのダイレクトカップリング方式といいますから、トランスミッションを含めてサプライヤーが変わったのでしょうか。駆動トルク配分は最大で50：50とも記されており、ブレーキLSDを装備しているというのは今どきのSUVとしては常識的といった印象であります。
ところで、日産が日本向けにQX60のリリースを出したというのは、「スカイラインを諦めない」という発言もあっただけに深読みしたいところ。3.5リッターV6のAWDであればスカイラインという名前にふさわしいパワートレインとしてブランディングできそうな気もしますので。少なくともフロントマスクの雰囲気についてはスカイライン的と思いませんか？
もっとも、昨年秋には可変圧縮比ターボエンジンを積んだインフィニティのSUVモデル「QX55」も日本で公開していたりします。あくまで『技術の日産』アピールのための発表という見方をするほうが妥当かもしれませんが、さて？
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精進します。
日産がプレミアムブランド「インフィニティ」の新しい3列シートのSUVモデル「QX60」を世界初公開。現時点では細かなスペックは未公表で、アメリカと中国の工場で生産されることがアナウンスされているくらい。すなわち、北米と中国という世界の二大市場に向けた商品企画というわけです。
日本では販売予定がないようで、日本向けのリリースでは『パワフルなV型6気筒エンジン、新型の9速オートマチックトランスミッション、インテリジェント４WD（四輪駆動）、ナビリンク機能付きのプロパイロット・アシストなどを採用』といったくらいしかテクニカルな情報はないわけですが、さすがに主要マーケットであるアメリカでは、もう少し詳しい情報が発表されておりました。
もっとも北米向けでも発表内容のほとんどは、和テイストのエッセンスをいれた内外装であったり、12.3インチのメータークラスターであったり、多彩なシートアレンジであったりなのですが……。
メカニズムについては以下の引用部分が主なところ。
That starts with an award-winning, 295-horsepower 3.5-liter V-6 up front that's paired with an all-new 9-speed automatic transmission. The powertrain duo delivers a responsive drive that's quiet, confident, and poised. When properly equipped, selected all-wheel-drive grades of the QX60 can tow up to 6,000 pounds, a 20% improvement over the previous model.
Intelligent All-Wheel Drive is available on the 2022 INFINITI QX60 at every grade level and is significantly enhanced, compared to its predecessor. The all-new, direct coupling all-wheel-drive system almost instantly engages when it detects wheel slip and, in some cases, can proactively engage for more confidence in slippery conditions. Extensive testing in snowy climates of North America verified the system's capability, with engineers logging hundreds of hours behind the wheel. Up to 50% of the available power can be sent to the rear wheels for increased grip. INFINITI's Active Brake Limited Slip functionality can brake individual wheels to redirect torque to the wheels with grip almost instantly.
簡単にまとめるとV6エンジンの排気量は3.5リッターで最高出力は295米馬力。リリース文では明記されておりませんが、当該リリースの画像で確認するとエンジンは横置きとなっております。北米では重要なけん引能力はAWDで6000ポンド、AWDは選択できるというニュアンスなので、FWDも用意されるということでありましょう。
そのAWDについては、オールニューのダイレクトカップリング方式といいますから、トランスミッションを含めてサプライヤーが変わったのでしょうか。駆動トルク配分は最大で50：50とも記されており、ブレーキLSDを装備しているというのは今どきのSUVとしては常識的といった印象であります。
ところで、日産が日本向けにQX60のリリースを出したというのは、「スカイラインを諦めない」という発言もあっただけに深読みしたいところ。3.5リッターV6のAWDであればスカイラインという名前にふさわしいパワートレインとしてブランディングできそうな気もしますので。少なくともフロントマスクの雰囲気についてはスカイライン的と思いませんか？
もっとも、昨年秋には可変圧縮比ターボエンジンを積んだインフィニティのSUVモデル「QX55」も日本で公開していたりします。あくまで『技術の日産』アピールのための発表という見方をするほうが妥当かもしれませんが、さて？
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精進します。
