初期ユーザーはハイパフォーマンスを求めている傾向で、リセールバリューはどうなる?

日産のパフォーマンス系かつSUVスタイルの電気自動車「アリア」のローンチエディションとなるlimitedが好調なスタートダッシュを切ったようです。予約開始から10日で、3936台の受注を集めたということで、補助金を考慮しても500万円を超えるクルマとしては、かなりの売れ行きといえそう。
というわけで、メーカー発表によるグレード別の台数は次の通り。参考までに価格も記しておきましょう。
アリアの航続距離などのスペックはこちらの記事にまとめてありますので、是非ともご覧ください。
日産の発表によるとアリアの初期受注における中心的な年齢層は50代以上で、50代が33%、60代以上が31%ということですから、合計すると64%。そして40代24%、30代9%、20代3%となるのは価格帯を考えれば当然といえるでしょうか。
そして、まさにアリアの主要ユーザー層と同じ50代の、現役リーフオーナーの自分としては以前のエントリでも記したように、はやくても半年、グレードによっては一年以上先となる納車に向けて予約してまで欲しいと思わないのが正直なところ。日産のショールームでプロトタイプを見たことはありますが、実際に運転もしていないのでスペックだけでは物欲が刺激されないというのも、また正直な気持ちであります。
ちなみに、実際にアリアを見てみると写真の印象よりずっとコンパクトに凝縮している感じでありました。実際、ボディサイズは全長4595mm・全幅1850mm・全高1655mm、ホイールベース2775mmですから、それほど大きいわけではなく、このボディサイズで91kWhのバッテリーを収めたというのはパッケージの妙だなあとも思うわけです。とくに全幅が1850mmに収まっているのは街なかでの取り回しを考えるとライバルに対するアドバンテージかもしれません。
電気自動車をリアルに狙っているユーザーであれば、そこは気になるポイントのはずで、これだけの性能を持つ電気自動車としては割合にコンパクトなボディというのは実は評価されていることが好調な初期受注につながっているという印象もあるのでした。
そして、個人的に気になっているのはリセールバリュー。残価設定ローンなどで、それなりのリセールが保証されるのであれば、たしかにオンラインで予約してしまう気持ちもわからなくはなかったりしますが、さて?

なお、以下にリンクを示したようにアリア関係のコラムをいくつか書いておりますので、お時間のある時にお目通しいただければ幸いです。
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精進します。



日産のパフォーマンス系かつSUVスタイルの電気自動車「アリア」のローンチエディションとなるlimitedが好調なスタートダッシュを切ったようです。予約開始から10日で、3936台の受注を集めたということで、補助金を考慮しても500万円を超えるクルマとしては、かなりの売れ行きといえそう。
というわけで、メーカー発表によるグレード別の台数は次の通り。参考までに価格も記しておきましょう。
B6・FWD 1139台 660万円
B6・4WD 583台 720万600円
B9・FWD 433台 740万800円
B9・4WD 1781台 790万200円
エントリーグレードと最上級グレードに人気が二分されるという、ちょっと珍しい結果となっているのでした。この手のローンチエディションに飛びつくユーザー層では最上級が売れる傾向にあるので、B9・4WDが最人気なのは納得ですが……。
なお、B6というのはバッテリー総電力量が66kWhという意味で、B9は91kWhというのが違い。それにより、最高出力・一充電航続距離・加速性能なども異なっております。なお、メーカー発表の最高速はFWDが160km/hで、4WDは200km/h。航続距離が610kmともっとも長いB9・FWDが初期受注台数ではもっとも少ないということは距離よりもパフォーマンス重視なのがアリアにおけるユーザーニーズであると捉えるべきかもしれません。
エントリーグレードと最上級グレードに人気が二分されるという、ちょっと珍しい結果となっているのでした。この手のローンチエディションに飛びつくユーザー層では最上級が売れる傾向にあるので、B9・4WDが最人気なのは納得ですが……。
なお、B6というのはバッテリー総電力量が66kWhという意味で、B9は91kWhというのが違い。それにより、最高出力・一充電航続距離・加速性能なども異なっております。なお、メーカー発表の最高速はFWDが160km/hで、4WDは200km/h。航続距離が610kmともっとも長いB9・FWDが初期受注台数ではもっとも少ないということは距離よりもパフォーマンス重視なのがアリアにおけるユーザーニーズであると捉えるべきかもしれません。
アリアの航続距離などのスペックはこちらの記事にまとめてありますので、是非ともご覧ください。
日産の発表によるとアリアの初期受注における中心的な年齢層は50代以上で、50代が33%、60代以上が31%ということですから、合計すると64%。そして40代24%、30代9%、20代3%となるのは価格帯を考えれば当然といえるでしょうか。
そして、まさにアリアの主要ユーザー層と同じ50代の、現役リーフオーナーの自分としては以前のエントリでも記したように、はやくても半年、グレードによっては一年以上先となる納車に向けて予約してまで欲しいと思わないのが正直なところ。日産のショールームでプロトタイプを見たことはありますが、実際に運転もしていないのでスペックだけでは物欲が刺激されないというのも、また正直な気持ちであります。
ちなみに、実際にアリアを見てみると写真の印象よりずっとコンパクトに凝縮している感じでありました。実際、ボディサイズは全長4595mm・全幅1850mm・全高1655mm、ホイールベース2775mmですから、それほど大きいわけではなく、このボディサイズで91kWhのバッテリーを収めたというのはパッケージの妙だなあとも思うわけです。とくに全幅が1850mmに収まっているのは街なかでの取り回しを考えるとライバルに対するアドバンテージかもしれません。
電気自動車をリアルに狙っているユーザーであれば、そこは気になるポイントのはずで、これだけの性能を持つ電気自動車としては割合にコンパクトなボディというのは実は評価されていることが好調な初期受注につながっているという印象もあるのでした。
そして、個人的に気になっているのはリセールバリュー。残価設定ローンなどで、それなりのリセールが保証されるのであれば、たしかにオンラインで予約してしまう気持ちもわからなくはなかったりしますが、さて?

なお、以下にリンクを示したようにアリア関係のコラムをいくつか書いておりますので、お時間のある時にお目通しいただければ幸いです。
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精進します。



