トヨタのLLクラスミニバンが統合間近。商品改良でアルファードにリソースの集中がより明確になった

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トヨタのミニバン・フラッグシップといえばアルファード/ヴェルファイア。

そもそもトヨタの販売チャネルに合わせてトヨペット店の専売品がアルファード、ネッツ店の専売品がヴェルファイアという位置づけで生まれた姉妹車ですが、すでにトヨタが販売チャネルの統合をして久しく、ようは姉妹車をわけてラインナップする必要はなくなっているのはご存知でしょうか。

そして、フラッグシップミニバンとして残るのはアルファードというのがもっぱらの噂。実際、2021年5月10日に実施される商品改良でもアルファードのほうは『最上級グレードのExecutive Lounge、Executive Lounge Sに後席からの視界を広げる可倒式の助手席ヘッドレストを採用』といった具合に商品力を上げていますが、ヴェルファイアについては『特別仕様車をGOLDEN EYES Ⅱグレードとして設定』という風になっていて、実質的なモノグレード構成へと整理されているのでした。

 


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ヴェルファイアの”ゴールデンアイズ”といえば、文字通りヘッドライトのゴールドのアクセントを入れたグレードで、過去モデルにおいても定番の特別仕様車でありました。おそらく今回の商品改良でカタログモデルに昇格した「ゴールデンアイズ II」も同様で、さらにインテリアもメタル調加飾がゴールドンになっているのもゴージャス。

そして、このゴールデンアイズIIは、ヴェルファイアとして最後のグレードになるのでは? とも思うのでした。

姉妹車の整理ということを考えるとファイナルモデルという風な売り方は難しいのでしょうが、かつてはアルファードよりイキオイのあったヴェルファイアの最後ということで、あえて選ぶというのも悪くないかもしれません。もっともリセールバリューを考えると、あえてヴェルファイアを選ぶ必要がないのも事実でしょうが……。

なお、ヴェルファイア・ゴールデンアイズIIのメーカー希望小売価格は、4気筒2.5リッターエンジンのFF車が4,240,000円。2.5リッターエンジンのハイブリッド4WDが5,088,400円。絶対的な価格ではガソリン車のほうが圧倒的に手が届きやすいのですが、もろもろ考えるとハイブリッドを選ぶのが正解かなと思ったりするのですが、さて?



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精進します。

  




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