勝ったのはセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー組、またもや8号車だった!
レギュレーションが大きくかわり、最高峰クラスが1000馬力級のLMP1マシンから、680馬力のLMハイパーカーとなったWEC(世界耐久選手権)。その2021年シーズンが開幕、初戦を制したのはLMハイパーカー規格に則ったニューマシン、トヨタGR010 HYBRIDでありました。
3.5L V6ツインターボとフロント駆動用モーターを組み合わせるというパワートレインは新規定に沿ったもので、エンジン単体でも680馬力、モーターと合わせても680馬力に抑えるというレギュレーションは、市販ハイブリッドカーのシステム最高出力の感覚からすると「なるほど」と思えるものですが、その構造からしてパラレルハイブリッドとなってしまうのは、ちょっと時代に逆行している感もあり。
とはいえ、トヨタが新レギュレーションにおいて勝利をあげたというのは、さすがといったところでしょうか。結果的に6時間耐久で2位のアルピーヌ A480-Gibsonとは同一ラップでしたから、昨年までのトヨタが持っていたような余裕はなかったように思えますが、さて?
ところで、今年のWECでも7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)、8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)と2台を走らせているトヨタGAZOOレーシングですが、記念すべき初勝利をあげたのは、またしても8号車。
またしても、というのは2018年~2020年のル・マン24時間耐久で3連覇を果たしているトヨタですが、それはいずれも8号車だから。マシンは同じ仕様でしょうし、ドライバーの面子的にもとくに差があるとは思えないのですが、結果として8号車が記録を残し続けているという印象なのでした。
その証拠に、昨シーズンのWECにおける年間シリーズチャンピオンは7号車でありまして、3名のドライバーも今シーズンと同様。つまり実力については文句なしのドライバーラインナップでありまして。「7」といえば、ラッキーナンバーの代表とされていますが、トヨタにおいては「8」が記念すべき車番となっているのは、いかにも日本的な”末広がり”なラッキーナンバーだからなのかもしれませんし、それはアジア的なブランディングとしては効きそうな気もします(汗)
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精進します。
レギュレーションが大きくかわり、最高峰クラスが1000馬力級のLMP1マシンから、680馬力のLMハイパーカーとなったWEC(世界耐久選手権)。その2021年シーズンが開幕、初戦を制したのはLMハイパーカー規格に則ったニューマシン、トヨタGR010 HYBRIDでありました。
3.5L V6ツインターボとフロント駆動用モーターを組み合わせるというパワートレインは新規定に沿ったもので、エンジン単体でも680馬力、モーターと合わせても680馬力に抑えるというレギュレーションは、市販ハイブリッドカーのシステム最高出力の感覚からすると「なるほど」と思えるものですが、その構造からしてパラレルハイブリッドとなってしまうのは、ちょっと時代に逆行している感もあり。
とはいえ、トヨタが新レギュレーションにおいて勝利をあげたというのは、さすがといったところでしょうか。結果的に6時間耐久で2位のアルピーヌ A480-Gibsonとは同一ラップでしたから、昨年までのトヨタが持っていたような余裕はなかったように思えますが、さて?
ところで、今年のWECでも7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)、8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)と2台を走らせているトヨタGAZOOレーシングですが、記念すべき初勝利をあげたのは、またしても8号車。
またしても、というのは2018年~2020年のル・マン24時間耐久で3連覇を果たしているトヨタですが、それはいずれも8号車だから。マシンは同じ仕様でしょうし、ドライバーの面子的にもとくに差があるとは思えないのですが、結果として8号車が記録を残し続けているという印象なのでした。
その証拠に、昨シーズンのWECにおける年間シリーズチャンピオンは7号車でありまして、3名のドライバーも今シーズンと同様。つまり実力については文句なしのドライバーラインナップでありまして。「7」といえば、ラッキーナンバーの代表とされていますが、トヨタにおいては「8」が記念すべき車番となっているのは、いかにも日本的な”末広がり”なラッキーナンバーだからなのかもしれませんし、それはアジア的なブランディングとしては効きそうな気もします(汗)
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精進します。