カーボンニュートラルを目指すのなら現状把握が重要というわけで自工会が各種データを整理した!

先日の会長会見において、「2050年カーボンニュートラル実現のために選択肢を狭めることなく、様々な方法を検討していくべきだ」と主張した日本自動車工業会。ただ発言するだけでは情報発信として足りないと考えたのか、カーボンニュートラル データ集なるページを作成しております。
たとえば、『⽇本・海外のエネルギー状況』という項目をクリックすると、日本と欧州・米国・中国の発電比率やコストを比較した数字がならび、さらにEVとHEVの普及率なども同時に記されているといった具合。

たしかに、この数字を見ると日本は再エネ発電のコストが高いことがわかります(その原因が2011年にあったことも知られているでしょう)し、さらにHEVの比率が高く、もしカーボンニュートラル燃料(e-fuel)を使うことでHEVの環境負荷をBEV並みにできるとなれば、日本においてはe-fuleを普及させることがカーボンニュートラルへの近道というのも理解できるところ。もっとも、それはこうした特殊事情に最適化したソリューションであり、世界とは異なる対策をすることが結果的に遠回りになるかもしれませんが…。

先日の会長会見において、「2050年カーボンニュートラル実現のために選択肢を狭めることなく、様々な方法を検討していくべきだ」と主張した日本自動車工業会。ただ発言するだけでは情報発信として足りないと考えたのか、カーボンニュートラル データ集なるページを作成しております。
たとえば、『⽇本・海外のエネルギー状況』という項目をクリックすると、日本と欧州・米国・中国の発電比率やコストを比較した数字がならび、さらにEVとHEVの普及率なども同時に記されているといった具合。

たしかに、この数字を見ると日本は再エネ発電のコストが高いことがわかります(その原因が2011年にあったことも知られているでしょう)し、さらにHEVの比率が高く、もしカーボンニュートラル燃料(e-fuel)を使うことでHEVの環境負荷をBEV並みにできるとなれば、日本においてはe-fuleを普及させることがカーボンニュートラルへの近道というのも理解できるところ。もっとも、それはこうした特殊事情に最適化したソリューションであり、世界とは異なる対策をすることが結果的に遠回りになるかもしれませんが…。
そんなわけで、なぜ今カーボンニュートラルに関する正しい知識が必要なのかという自工会の主張については、会長会見がまとめられている、こちらでご確認ください。
といっても自工会の主張には、2030年代には全電動化を目指す日産や、2040年にはグローバルでZEVオンリーの販売にすると発表したホンダとは温度差を感じるところ。いくら自工会の会長がトヨタの社長である豊田章男氏だからといって、自工会≒トヨタという風に感じられるのは、ちょっと気になるのですが、さて?
こちらのYouTubeライブのほうでも、そうした個人的な印象をお話させていただきました。お時間のある時に是非!
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精進します。


といっても自工会の主張には、2030年代には全電動化を目指す日産や、2040年にはグローバルでZEVオンリーの販売にすると発表したホンダとは温度差を感じるところ。いくら自工会の会長がトヨタの社長である豊田章男氏だからといって、自工会≒トヨタという風に感じられるのは、ちょっと気になるのですが、さて?
こちらのYouTubeライブのほうでも、そうした個人的な印象をお話させていただきました。お時間のある時に是非!
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精進します。



