2021年4月8日、記録上初めて交通事故による死者がゼロになった!

jiko_chousakan
毎日新聞の報道によると、2021年4月8日に交通事故の統計を取るようになって初めて、死亡者(24時間内)がゼロになったことが警察庁のまとめによって判明したとのこと。

ここ数年、かなりの勢いで交通事故および死者数が減っていますから、いつかは交通事故での死亡者がゼロになる日がくるとは期待していましたが、予想より早く死亡事故ゼロに日がやってきたというのは、やはりAEB(衝突被害軽減ブレーキ)をはじめとするADAS(先進運転支援システム)の普及が進んでいるゆえでありましょう。





ちなみに、直近5年間の交通事故件数および死者数は次のようになっております(警察庁調べ)。

2016年 49万9201件 3904人
2017年 47万2165件 3694人
2018年 43万0601件 3532人
2019年 38万1237件 3215人
2020年 30万9000件 2839人

死者数だけでいえば、医療技術の発達というファクターも考えられますし、衝突安全ボディの進化という面もあるでしょうが、そもそもの事故件数が5年間で約4割減と激減しているのは間違いなくADASの進化と普及でありましょう。社会全体としてドライバーのスキルがこれほど急激に上がるとは思えませんから。もちろん社会的にコンプライアンス意識が強くなっていることで、交通ルールを守ろうと考えるドライバーが増えているという面も無視できないとは思いますけれど……。

それにしてもADASの進化というのはとてつもないスピード。数年前には最新だった技術が今では不満を感じるほどであります。こちらの動画でも話しているように、まさしくADASは最新が最良と感じる今日この頃なのでありました。



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精進します。

  




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